King & Prince・永瀬廉演じるキャラも好評！『映画ドラえもん』が6週目も首位で38億円突破

4月7日から4月9日の全国映画動員ランキングが発表。公開6週目を迎えた『映画ドラえもんのび太と空の理想郷(ユートピア)』(公開中)が、今週も首位を守り抜いた。

『映画ドラえもん』が返り咲き後V3！興収40億円突破も目前に

好評を追い風に、コロナ禍以降に公開された「映画ドラえもん」シリーズで最高の成績を収めている[c]藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2023

公開4週目に首位に返り咲き、そこから3週連続で1位をキープしている『映画ドラえもんのび太と空の理想郷(ユートピア)』。週末3日間で観客動員16万6000人、興行収入2億400万円を記録し、累計成績では動員324万人、興収38億円を突破。コロナ禍以降に公開された「映画ドラえもん」シリーズの興収最高記録を樹立し、4年ぶりの興収40億円突破を射程圏内に収めた。

King & Princeの永瀬廉がゲスト声優として演じている、オリジナルキャラクターのパーフェクトネコ型ロボットのソーニャの台詞や永瀬の演技にも好評が集まっており、涙を流したという声もSNSを中心に広がりを見せており、さらなるロングヒットにも期待だ。

また、Snow Manの目黒蓮が映画単独初主演を務めた『わたしの幸せな結婚』(公開中)も3週連続で2位にランクイン。週末3日間で動員10万1000人、興収1億4000万円を記録し、累計成績では動員161万人、興収21億円を突破している。

ドラマ版のその後が描かれる『劇場版美しい彼』が3位に初登場！

凪良ゆうのBL小説を萩原利久×八木勇征で実写化！『劇場版美しい彼』が好調なスタート[c]2023 劇場版「美しい彼～eternal～」製作委員会

新作では、『流浪の月』(22)の原作者としても知られる凪良ゆうの人気BL小説を原作にしたテレビドラマのその後を描く『劇場版美しい彼〜eternal〜』(公開中)が、初日から3日間で動員9万7000人、興収1億3700万円を記録して3位にランクイン。3月24日と27日に行われた先行上映を含めると、動員9万9000人、興収1億4200万円となっている。

また、ベン・アフレックが監督を務め、盟友マット・デイモン主演でナイキの伝説のバスケットボール・シューズ“エア・ジョーダン”の誕生秘話を描いた『AIR/エア』(公開中)は8位に。池波正太郎のベストセラー時代小説を、豊川悦司主演で映画化した2部作の第2弾『仕掛人・藤枝梅安2』は9位に初登場を果たした。

ベン・アフレック監督＆マット・デイモンがタッグ！『AIR/エア』は8位スタート[c]AMAZON CONTENT SERVICES LLC

前週よりワンランクアップの5位にランクインし、公開19週目を迎えてもなお根強い人気を誇っている『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)は、累計興収129億4000万円に到達。興収130億円が目前に迫っている。

以下は、1～10位までのランキング(4月7日〜4月9日)

1位『映画ドラえもんのび太と空の理想郷(ユートピア)』
2位『わたしの幸せな結婚』
3位『劇場版美しい彼-eternal-』
4位『シン・仮面ライダー』
5位『THE FIRST SLAM DUNK』
6位『映画ネメシス黄金螺旋の謎』
7位『映画刀剣乱舞-黎明-』
8位『AIR/エア』
9位『仕掛人・藤枝梅安2』
10位『ダンジョンズ&ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』

今週末は、「名探偵コナン」の劇場版シリーズ第26作となる『名探偵コナン黒鉄の魚影』、革新的な表現で話題を集めた『search/サーチ』(18)の続編『search／#サーチ2』などが公開となった。

文/久保田和馬