中村倫也、結婚後初のイベントで祝福の拍手に笑顔!“スーパー憧れの人”日村勇紀とは「いつかお芝居で共演したかった」と告白|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
中村倫也、結婚後初のイベントで祝福の拍手に笑顔!“スーパー憧れの人”日村勇紀とは「いつかお芝居で共演したかった」と告白

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中村倫也、結婚後初のイベントで祝福の拍手に笑顔!“スーパー憧れの人”日村勇紀とは「いつかお芝居で共演したかった」と告白

俳優の中村倫也が4月11日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された主演映画『宇宙人のあいつ』(5月19日公開)の完成披露上映会に伊藤沙莉日村勇紀(バナナマン)、柄本時生飯塚健監督と共に登壇。中村にとってこの日は、先月25日に日本テレビの水卜麻美アナウンサーとの結婚を発表してから初めてのイベントとなり、司会から「ご結婚、おめでとうございます」と声をかけられると、中村は「すみません。ありがとうございます」と笑顔。会場からも祝福の拍手が送られた。

『宇宙人のあいつ』完成披露上映会が開催された
『宇宙人のあいつ』完成披露上映会が開催された

本作は、23年間も真田家の四兄妹の次男、日出男として家族になりすましてきた宇宙人(中村)が、地球を離れるまでの残された3日間のなかで、人間としてやり残したことに奮闘する物語。しっかり者の長女を伊藤、真田家の親代わりの長男を日村、頼りない三男を柄本が演じている。会場から結婚を祝う拍手を浴びた中村は両手をあげて拍手を盛り上げ、「“いいとも”をやろうとした」とにっこり。観客も「笑っていいとも!」風の三拍子のリズムで応えていた。

中村倫也、宇宙人役にトライ!
中村倫也、宇宙人役にトライ!

本作で、宇宙人役にトライした中村。役柄を演じるために変顔をやろうと考えたそうで、「沙莉にどうしても考えて欲しかった。考えてくれた」と伊藤に変顔のアドバイスを求めたという。伊藤は「倫也さんに『みんなでスベろう』と言われた。『変顔をやって、みんなでスベリたい。そういう絆を持ちたい』と言われた。『こんな感じでどうですか?』と変顔をしたら、メインのところで使ってもらえた」とその変顔が劇中にも採用されているとニッコリ。

【写真を見る】伊藤沙莉、ステージ上でまさかの変顔を披露!
【写真を見る】伊藤沙莉、ステージ上でまさかの変顔を披露!

中村が「高知城が出てくるんですが、そこの顔は沙莉からいただいた、ありがたいお顔です。お楽しみに!」と説明すると、日村が「1回見たい」とお願いし、実際に伊藤がステージ上でその顔をして見せるひと幕もあった。テンポよく会話を繰り広げてすべて笑いにつなげるなど、共演者陣の仲のよさがひしひしと伝わってきたが、サービス精神たっぷりに変顔を披露した伊藤は「放てばなにかが返ってくるという安心感と信頼があって、そのなかで生まれてくるものがたくさんあった。毎日すごく楽しかった」と充実の撮影を振り返った。

「どんどん仲良くなっていった」と同調した日村も、「『こんな兄弟がいたら最高だな』というメンバー。こんな弟がいたらいいな、妹がいたらいいなと、本当に思う。芸能界でこんなに仲よくなれる人が、50歳になってできるなんて思わなかった。現場の雰囲気がすごくよかった」としみじみ。「(中村が)結婚した時にも一気にグループラインが動いたもんね。『おめでとう!』『おめでとう!』って!」とプライベートでもつながれる関係性になったそうで、柄本も「ご飯会をうちでやった」と明かしていた。

憧れの人である日村勇紀との共演に感激しきり
憧れの人である日村勇紀との共演に感激しきり

もともと親交があったというのが中村と日村で、中村は「10何年前からバナナマンのライブを見ていて、スーパー憧れの人。いつかお芝居で共演したいと思っていた。プレイヤーとしての能力のすさまじさを知っていた」と日村への憧れを告白。その想いがかなった形だが、日村は「倫也くんの世界に呼んでもらえると思わなかったから、緊張しました」と“俳優・中村倫也”として対峙することには緊張感もあったと回想した。日村は「お芝居する時には結構近寄るから『肌がきれいだ』とか、友だちの感覚では知り得なかった中村倫也がいっぱい見られた。この映画では特にそれが見られると思う」と熱弁。さらに「倫也くんが泣くシーンがあるんだけど、本番の始まる直前にすっと来て、『この後にすごく泣きますけど、びっくりしないでくださいね』って言うの。その後、お芝居でボロボロボロって泣いたの。すごくない!? 俳優さんってすごいんだよ。プロだよ、プロ!」とプロ魂を間近で目撃したことに、大興奮だった。


終始楽しそうにしていた中村は、「この映画は『なんていえばいいんでしょう』という映画」と目尻を下げながら、「人と人のつながりと家族の絆が描かれていると思います。この3年くらいで人とのつながりについて、一度は皆さんも考えなおしたタイミングがあったと思う。思わぬうちにじんわり沁みてくるような映画になればと思いながら、作っていました」と心を込め、大きな拍手を浴びていた。

取材・文/成田おり枝

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