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デヴィッド・クローネンバーグ監督作品『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』公開&同監督8作品の特集上映が決定!

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デヴィッド・クローネンバーグ監督作品『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』公開&同監督8作品の特集上映が決定!

東京テアトルのセレクションで贈るスペシャル・プログラム、テアトル・クラシックスの第3弾として、デヴィッド・クローネンバーグ監督作品『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』が6月16日(金)より順次公開される。本作の公開を記念し、このたび、デヴィッド・クローネンバーグ監督特集上映と題し、初期の傑作を中心に特別上映が開催されることが発表された。

【写真を見る】全米公開から40年の時を経てディレクターズカット版で公開される『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』
【写真を見る】全米公開から40年の時を経てディレクターズカット版で公開される『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』[c]1982 Guradian Trust Company.All Rights Reserved.

独自の美学に基づいた戰慄的な映像と、肉体や精神の変容を追求する作風で知られる、ボディ・ホラーの先駆者であるクローネンバーグ監督。最新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』(8月18日公開)の日本公開にあわせて、全米公開40周年となる『ヴィデオドローム』(82)が4デジタルレストアで日本初公開。本編の随所に追加された合計2分間に及ぶバイオレンスシーンを含む89分のディレクターズカット版での上映となっている。

本作の公開を記念して、6月9日(金)から6月15日(木)までの1週間限定でシネ・リーブル池袋にてデヴィッド・クローネンバーグ監督特集上映が開催される。ラインナップは、6月16日(金)に公開を控える『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』、7月7日(金)より公開の「12ヵ月のシネマリレー」を締め括る、第12弾『裸のランチ 4Kレストア版』の2本を先行上映。また、出世作であり人気作の『スキャナーズ』(81)、夫婦間や親子間の関係を軸に人体の変貌や異形の誕生を描き出すホラー『ザ・ブルード 怒りのメタファー』(81)、<クローネンバーグ流レース映画>にして異色作『ファイヤーボール』(81)をはじめ、『ステレオ 均衡の潰失』(69)、『クライム・オブ・ザ・フューチャー 未来犯罪の確立』(69)、息子ブランドン・クローネンバーグ監督による⻑編第二作『ポゼッサー』(20)も特別上映される。

さらに、『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』上映後にはシネマンション(YouTube チャンネル)によるトークイベント、『ポゼッサー』の上映後には今回が初のイベントとなるYouTuberの岡奈なな子によるトークイベントも決定している。

映画館でなかなか観ることのできない豪華作品が揃った今回の特集上映。貴重なこの機会にぜひクローネンバーグ監督の初期作品を劇場で楽しみたい。


文/鈴木レイヤ

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