シリーズ最終章の開幕は“IMAX推し”!『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のド派手アクションは期待を超える|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
シリーズ最終章の開幕は“IMAX推し”!『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のド派手アクションは期待を超える

コラム

シリーズ最終章の開幕は“IMAX推し”!『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のド派手アクションは期待を超える

2001年の初登場以来、世界中で大ヒットを続ける人気シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』が公開となった。本シリーズは、最新モデルからビンテージカーまでスーパーマシンを駆るストリートレーサーが迫真のスピードバトルを繰り広げるアクション巨編。圧倒的なスピード感、体を震わす重低音など体感的な見せ場に加え、固い絆で結ばれた飛ばし屋たちの熱き生き様を描き、世代を超えて多くの映画ファンを魅了した。ダイナミックなアクションから人間ドラマまで見せ場の多い本作の鑑賞に、IMAXがいかに相応しいかを探ってみたい。

「ワイルド・スピード」シリーズは、最強マシンを駆る盗賊団と潜入捜査官の友情を描いた『ワイルド・スピード』(01)を原点にしたアクションエンタテインメント。ドムことドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)やブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)率いる荒くれチームが、その腕と度胸を見込まれて外交保安局や政府の秘密組織と共に巨大な悪に立ち向かう。自分たちの正義やルールを貫き通し、仲間=ファミリーとの絆を大切にするドムたちの生き様やスーパーマシンの大活躍で絶賛され、22年間にシリーズ9作品が公開。ルーク・ホブス捜査官(ドウェイン・ジョンソン)と英国特殊部隊出身のデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が活躍するスピンオフ、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(19)も製作された。最終章の始まりと位置づけられた本作で、いよいよシリーズはクライマックスに突入。かつて『ワイルド・スピード MEGA MAX』(11)において、ドムたちが叩き潰したブラジルの麻薬王レイエス(ジョアキム・デ・アルメイダ)の息子ダンテ(ジェイソン・モモア)が、父親の復讐のためドムとファミリーに牙をむく。

「ワイスピ」と言ったらこれだ!カッコよすぎる名車たちが織り成す、更新し続けるカーアクション

本作でも名車たちの活躍に乞うご期待
本作でも名車たちの活躍に乞うご期待[c] Universal Studios. All Rights Reserved.

ディーゼルやミシェル・ロドリゲスほか人気スターが集結した本シリーズだが、その“顔”というべき存在がフルチューンしたスーパーカーだ。本作にもドムの愛車ダッジ・チャージャー・デイトナ・バンシーSRTをはじめ、ランボルギーニ ガヤルド、パガーニ ウアイラ トリコローレ、マクラーレン セナ、ヴェノムF5レボリューション・クーペ、ポルシェ911、ダットサン240Zから「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでお馴染みデロリアンのプロトタイプなど新旧の怪物マシンが集結。メタリックな光を放つ艶やかなボディラインは、高精細なIMAXスクリーンで観ると思わずため息がもれるほどの美しさ。改めて“走る芸術品”の魅力を思い知らされた。
エコや省エネとは対極にある威嚇するようなエンジン音や、タイヤが上げる悲鳴など体を震わす迫真のサウンドでもIMAXは威力を発揮。激しいデッドヒートを目の当たりにしているような、すさまじい臨場感に思わず身震いさせられた。もう一つ注目したいのが「ワイスピ」の原点である夜のストリートレースのシーン。夜の闇のなか、4台が参加し、初めてドムとダンテが真っ向から対決するこのレースでは、マシン同士が火花を散らす激闘が細部の質感までしっかり味わえるのだ。圧倒的な情報量を誇るIMAXシアターの威力を、あらためて実感させられた。


本作では2機のヘリコプターを相手に対決!?
本作では2機のヘリコプターを相手に対決!?[c] Universal Studios. All Rights Reserved.

レースやカーチェイスに加え、毎回大きく注目されている「ワイスピ」名物がスペクタクルなカーアクション。ビルや崖からジャンプしたり、飛行機からのダイブや氷上走行、ついには成層圏に飛びだすなど、そのスケールはシリーズを重ねるごとに右肩上がり。リミッター解除、限界突破のアクションこそ「ワイスピ」の真骨頂である。本作では、『ワイルド・スピード MEGA MAX』で、ドムとブライアンが運転する2台のダッジ・チャージャーが巨大な金庫を引きずる回想シーンにはじまり、ロケットランチャーなど武器満載のシボレー・エルカミーノの大暴走、そしてダッジ・チャージャーがヘリコプターを撃破したり、輸送機やダムからダイブしたりとシリーズ総決算というべき超絶スペクタクルを展開。包み込むようなIMAXの大型スクリーンで味わうとドムと車内にいるような臨場感で、爆風が押し寄せるカットでは思わず首をすくめてしまい、映画館の座席にシートベルトがほしい!と思うほど。


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