ザック・スナイダーに相談して出演決心!マイケル・シャノンが明かす『ザ・フラッシュ』ゾッド将軍再降臨秘話|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ザック・スナイダーに相談して出演決心!マイケル・シャノンが明かす『ザ・フラッシュ』ゾッド将軍再降臨秘話

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ザック・スナイダーに相談して出演決心!マイケル・シャノンが明かす『ザ・フラッシュ』ゾッド将軍再降臨秘話

バットマン、スーパーマン、ジョーカーなどが登場するすべてのDC映画、テレビシリーズ、アニメーションを一貫した世界観で構築し直すDCユニバース構想の序章に位置づけられる『ザ・フラッシュ』が6月16日(金)に世界同時公開される。

スピードを武器に時空を超える特殊な能力を持つ地上最速のヒーロー、フラッシュ(エズラ・ミラー)のほか、バットマン(マイケル・キートン)、スーパーガール(サッシャ・カジェ)といった最強メンバーが集結。彼らの前に立ちはだかるのが、『マン・オブ・スティール』(13)でスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)が倒したはずの最強の敵、ゾッド将軍(マイケル・シャノン)だ。今回、シャノンが自身のキャリアを振り返る動画が「Vanity Fair」の公式YouTubeチャンネルで公開され、ゾッド将軍役への想いを語った。

フラッシュらが立ち向かう最強の敵がゾッド将軍
フラッシュらが立ち向かう最強の敵がゾッド将軍[c]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved [c] & TM DC

スーパーマンの故郷であるクリプトン星が誇る最強の司令官だったゾッド将軍は、崩壊の危機にあったクリプトン星を救うという名分でクーデターを起こし、スーパーマンの父親、ジョー=エルを刺殺した危険人物。その後、クーデターは失敗し、ファントム・ゾーンと呼ばれる次元間の牢獄に追放されていたが、クリプトン星の消滅後、牢獄を抜け出した彼は、クリプトン人の再興のために動きだす。その目的がクリプトン人の遺伝子の雛形であるコデックスの捜索。そして、地球をクリプトン人の支配下に置くことだった。

地球侵略に現れたゾッド将軍たち(『マン・オブ・スティール』)
地球侵略に現れたゾッド将軍たち(『マン・オブ・スティール』)[c]2013 Warner Bros. Ent. Inc. All Rights Reserved. MAN OF STEEL and all related characters and elements are trademarks of and [c] DC Comics.

『マン・オブ・スティール』の監督ザック・スナイダーからゾッド将軍役の出演依頼があった際、「ホントに!?(『スーパーマン』『スーパーマン2 冒険篇』で同役を演じた)テレンス・スタンプ?って感じでした」と当時の驚きを明かすシャノン。「子どものころ、『ゾット将軍はいままで見たなかで最も悪い男だ』と思っていたんです。テレンス・スタンプが演じたゾッド将軍は誰に対しても意地悪だったんですが、『マン・オブ・スティール』はとても意味深いストーリーで別の角度からゾッド将軍を描いていました。彼の仕事は失われつつあるクリプトンの文明を守ること。それは美しくて悲痛なものだと感じました」と役を引き受けた経緯を語る。

マイケル・キートン版バットマンがフラッシュと共闘!
マイケル・キートン版バットマンがフラッシュと共闘![c]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved [c] & TM DC

そして『ザ・フラッシュ』での再登場。「私の記憶が正しければ『マン・オブ・スティール』の最後で、スーパーマンがゾッド将軍の首を折って殺したんです。だから、マネージャーから『ザ・フラッシュ』の出演依頼を聞いて、製作陣は『マン・オブ・スティール』を観たんだよね!?って思わず聞き返しました」。

動画でシャノンはザック・スナイダー監督へのリスペクトも口にする(『マン・オブ・スティール』)
動画でシャノンはザック・スナイダー監督へのリスペクトも口にする(『マン・オブ・スティール』)[c]2013 Warner Bros. Ent. Inc. All Rights Reserved. MAN OF STEEL and all related characters and elements are trademarks of and [c] DC Comics.

出演を決めるにあたっては、ある重要人物にも相談をした。「ザック(・スナイダー)の賛同なしに出演するのは気まずかったので、彼に連絡したんです。彼は『大丈夫。君ならできるよ』って言ってくれました。それで出演することにしました」。ちなみに『マン・オブ・スティール』と『ザ・フラッシュ』のゾッド将軍役の違いはあるのだろうか?「『マン・オブ・スティール』の時はひと夏ずっとフィジカルトレーニングをして体を作り込んでいて、トレーニングの合間に撮影しているという感じでした。『ザ・フラッシュ』の撮影は2~3週間だけ。私は対処すべき敵として存在していればよかったんです。今回はあくまでフラッシュの物語だから」と分析する。


『ザ・フラッシュ』の日本語吹替版でも、『マン・オブ・スティール』に続いてゾッド将軍の声は広瀬彰勇が担当。DCユニバースにおける最強最悪の敵がスクリーンに再降臨する日は近い。

文/サードアイ

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