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掘り下げるほどに魅力あふれる、ココ・シャネルの生涯

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掘り下げるほどに魅力あふれる、ココ・シャネルの生涯

誰もがあこがれる有名ブランド「シャネル」。2010年はその創業100周年に当たるが、2009年にはシャネルの創業者で“ココ”の愛称で知られるガブリエル・シャネルを題材にした映画が2本公開された。そして、またもやシャネルが主人公の『シャネル&ストラヴィンスキー』が2010年1月16日(土)より公開となる。だが、今回の作品はすでに公開された2作とはどうやら趣が違うようだ。

『ココ・シャネル』(08)、『ココ・アヴァン・シャネル』(09)の2本は、シャネルという人物像に迫りながらも、幼少時のエピソードなどを盛り込んだ、創業にまつわるエピソードをつづったサクセスストーリーだった。だが、本作はタイトルにあるように、ガブリエル・シャネルと、「火の鳥」や「ペトルーシュカ」といったバレエ音楽で知られる作曲家イゴール・ストラヴィンスキーとの恋愛に重点が置かれている。

そしてキーとなるのが、マリリン・モンローが「寝るときにはシャネルの5番しかつけないわ」と答えたことで有名な香水“シャネルの5番”だ。至高の芸術を求めるシャネルとストラヴィンスキーが互いを刺激し、眠っていた新たな創造力を次々と開花させ、「女性そのものを感じる香りを創りたい」と、初めて香水創りに情熱を燃やし、“シャネルの5番”を誕生させたのだ。

行き場の無い情熱が香りになったという、そのドラマチックな“シャネルの5番”の誕生秘話。オシャレ好きなら要チェックだ。【トライワークス】

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