『キリエのうた』公開記念!岩井俊二監督自ら「夏至物語」をアイナ・ジ・エンド主演でリメイク
<キャスト、スタッフコメント>
●アイナ・ジ・エンド(ユウコ役)
「1992年の作品を時代を超えて携わらせていただけて、とても幸せに思います。ありがとうございます。岩井さんの世界に混ざりこめることは私にとってやはり、すごく楽しくて刺激的でした。岩井さんの奇想天外な感性を目の当たりにするたびに、あぁ、最高だー!と心が漏れます。自分に巡っている表現の血がざわざわと音を立ててユウコに没入していきました。とても暑い日の撮影で、岩井組の皆さんは汗をだらだら流していたのに、ずっと朗らかで、キラキラしていました。たくさん学ばせていただきました。そして、暑すぎるなかでそうめんを食べた時おいしくって生き返りそうになってそうめん大好きになりました。"夏至物語"たんまり味わってもらえますように。一度観たあと、二度目はユウコと一緒にそうめんを食べて観ていただけたら嬉しいです。夏の思い出を作りませんか。何卒、よろしくお願いします」
●岩井俊二(監督)
「29歳の夏に撮った『夏至物語』をアイナさんでリメイク。これ自分がまず観てみたいと思い、ご本人に旧作を観て頂いたところ、やってみたいとお返事が。かくして実現した本作。4K版として復活しました。(当時の解像度で比較すると面積比で27倍!)『キリエのうた』とはまた全く違うアイナさんです。きっとご堪能頂けるかと思います。旧作はムーンライダーズの『午後のレディ』の音源をお借りしてましたが、今回は改めて演奏して頂けることになりました。改めて当時こんな変なドラマを放送してくれたカンテレさんにはいまも感謝しかありません。今後もこうしたショートフィルムを時々作れたらいいなといろいろ構想中です」
文/鈴木レイヤ
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