英国王室ばりのエレガントさは女子必見!ワンダーウーマンは超おしゃれ。ブルーのドレスや眼鏡姿にクギづけ|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
英国王室ばりのエレガントさは女子必見!ワンダーウーマンは超おしゃれ。ブルーのドレスや眼鏡姿にクギづけ

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英国王室ばりのエレガントさは女子必見!ワンダーウーマンは超おしゃれ。ブルーのドレスや眼鏡姿にクギづけ

全米興行収入は4億ドルに達し、アメコミヒーローの単独デビュー映画として歴代記録の更新に大手をかけるなど、大きな話題を呼んでいる『ワンダーウーマン』(8月25日公開)。

ワンダーウーマンと言えば、上が赤、下が青の印象的なコスチュームに、頭のティアラと腕のガントレットがトレードマーク。さらに、いつでもどこでも敵と戦えるよう、盾と剣は何があっても手放さない。銃弾も弾いてしまうほどのパワーを誇る彼女だが、意外にもおしゃれ女子の一面もあったのだ。本稿では、そのファッションの秘密に迫っていく。

本編で特に印象的なのは、髪を後ろに結い、眼鏡をかけるシーンだ。ワンダーウーマンは、現実世界と隔絶された女性だけの島で生まれ育ち、洋服は見たことも着たこともなかった。劇中では、ロンドンに来て初めて目にする洋服に最初は戸惑いを見せるが、まとめ髪に帽子を被り、素顔が目立たないよう伊達めがねでおしゃれに変身。初めての眼鏡姿に、思わず鏡を見つめる表情が非常に可愛らしい。

そして、胸元が開いたブルーのドレスを着たパーティのシーンも、彼女の美しさを際立たせている。ティアラもガントレットもなく、シンプルに整えた彼女の姿は、スーパーヒーローだということを忘れてしまう程だ。

衣装を担当したデザイナーのリンディ・ヘミングは「目を見張るほど鮮やかなブルーで、彼女が登場すると誰もが一斉に彼女に目を向けるのよ。周りの何よりもカラフルで、とても美しいわ」と語る。しかし戦士である彼女は、まるでアクセサリーのように背中に剣を隠し持っているのだ。「ワンダーウーマンならドレスに剣を隠せるというジョークだったの。一見ジュエリーみたいだけど、剣のハンドルをそういう風に見せたのよ(笑)」

リンディは『トプシー・ターヴィー』(99)でアカデミー賞最優秀衣装デザイン賞を受賞した名デザイナー。彼女はこれまで『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02)のようなファンタジックな世界観の衣装や『007 カジノ・ロワイヤル』(06)のセクシーな衣装、そして「ダークナイト」三部作(05~12)のシリアスでシックな衣装など、幅広い作品を手掛け、キャラクターや作品の世界観に合う衣装をデザインしてきた。

それは本作でも同じだったようで「衣装はキャラクターや物語を助けるものだと思うの。キャラクターが誰なのかを分かりやすく伝えるけれど、派手なやり方ではなく細かい部分でね。本作ではファンタジーの世界と現実の世界をうまく融合させることに注力したわ。ワンダーウーマンだけ浮いて見えないようにしながら、特徴的なデザインを目指したの」と明かしている。

一方、ワンダーウーマンを演じたガル・ガドットは、182センチの長身と、小顔に長い手足がトレードマーク。「世界で最も美しい顔100人」では第2位に選ばれるなど、その美貌とスタイルが注目されているが、彼女はかつてミス・イスラエルに選ばれ、モデルとして世界を股にかけて活躍した経歴の持ち主なのだ。

そんなガルが、本作ではさらに毎日2時間のジムトレーニング、2~3時間の乗馬練習、そして武術の練習を2時間というハードなメニューを約半年間、週6日にわたって実践したという。

スレンダーなモデル体型から適度に筋肉のついた美ボディに変身し、美貌とスタイルを両立させたガルが魅せる、英国仕込みの美しいファッションはため息が出るほどの美しさだ。戦士でありながら、チャーミングな魅力を放つワンダーウーマンのキャラクターは、一流デザイナーのこだわりと、元モデルであるガルの努力によって成り立っているのだ。

まもなく公開の『ワンダーウーマン』。そんなファッションにも注目してみてはいかがだろうか。【MovieWalker】

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