橋本じゅん、島かおり、高田聖子らが新たに出演決定『四月になれば彼女は』世界観が垣間見える場面写真も
川村元気のベストセラー恋愛小説を映画化する『四月になれば彼女は』が3月22日(金)に公開される。このたび、本作より場面写真、追加キャスト情報が解禁となった。
世界28ヵ国で出版され200万部を超えるベストセラーとなった「世界から猫が消えたなら」や、自らの小説を原作とし、脚本、監督を務めた『百花』(22)などの川村が原作を手がけた本作。監督は、米津玄師「Lemon」、藤井風「青春病」など多くのミュージックビデオを演出し、本作で長編映画に初めて挑戦する山田智和が務めるほか、撮影監督を、『新聞記者』(19)、『余命10年』(22)などの今村圭佑、音楽を岩井俊二監督作品の映画音楽で知られる小林武史が担当。主演の佐藤健が、婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公、藤代俊を演じるほか、長澤まさみが結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者、坂本弥生を演じる。また、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春役で森七菜が共演。主題歌には藤井風の新曲「満ちてゆく」が決定している。
今回、本作の世界観が垣間見える、儚く、美しい世界観が凝縮された場面写真10点が一挙解禁。暗室にて現像中の写真を見つめる藤代、とある写真を物憂げな表情で見つめる坂本の姿が切り取られている。また旅先のアイスランドにて空を見上げる伊予田など、それぞれの繊細な感情を感じさせるビジュアルも。そして、落ち着いた雰囲気で寄り添いあう藤代と坂本、青春の爽やかさがあふれる藤代と伊予田の幸せな瞬間、失踪した坂本を理解しようと愛をさがし求め苦しむ藤代が親友のタスク(仲野太賀)とバーで語らう日常の1コマも写しだされている。さらに、訪れたアイスランドとウユニ塩湖の絶景の中で伊予田が1人佇む圧倒的な映像美を感じさせるビジュアルも解禁となった。
また、藤代、坂本、伊予田へ愛を持って関わる登場人物として、新たに追加キャスト5名が解禁。橋本じゅん、水澤紳吾、瀬奈じゅん、島かおり、高田聖子と本格実力派俳優陣が、愛を探し求める3人を温かく見守る役どころとして脇を固める。橋本が演じるのは、坂本が勤める動物園の飼育員で、獣医としての坂本のことをよく知る先輩の北村。また、原因不明の不眠症状に悩み、藤代の元を訪れる患者の桑原を水澤、藤代と坂本が訪れる結婚式場のウェディングプランナーである高橋を瀬奈、末期の病に侵されながらも、伊予田が撮る写真に胸を打たれる女性、長谷川綾子を島、伊予田の写真の才能に魅了され、患者のポートレイト撮影を依頼する医者の中河玲子を高田が演じる。
実力派の追加キャストが演じるキャラクターたちは、佐藤、長澤、森の紡ぎだす感動のラブストーリーにどのように関わっていくのだろうか?現在と過去、日本と海外、そして愛する人の存在を探し求める本作の世界観をぜひ劇場で楽しんでほしい。
文/鈴木レイヤ