「結婚するなら、深くしたいの」心なごむオードリー・ヘプバーン写真集の中身|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
「結婚するなら、深くしたいの」心なごむオードリー・ヘプバーン写真集の中身

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「結婚するなら、深くしたいの」心なごむオードリー・ヘプバーン写真集の中身

生誕80周年を迎えた名女優オードリー・ヘプバーン。1956年から約10年間にわたって撮影された貴重なオフショットに彼女自身の言葉を添えて、“永遠の妖精”の魅力を余すところなく伝える写真集「Intimate Audrey オードリー・ヘプバーン写真集 1956-1964」が1月22日に発売される。

この写真集は、数多くのハリウッドスターや著名人を手掛けてきた写真家ピエール・アンリ・ヴェーラックによるもので、撮影期間は『パリの恋人』(57)の撮影時から『マイ・フェア・レディ』(64)公開までの約10年間。主演作が次々と大ヒットし、私生活では最初の夫メル・ファーラーと結ばれ、長男に恵まれたオードリーの全盛期だ。ポストカードなどでおなじみの超有名ポートレートではなく、撮影現場やスタジオで共演者と談笑する姿や、夫との仲睦まじいツーショットなど、プライベートに近い写真が大半を占めている。

そんな写真のそばには、仕事や愛、そして人生について語る彼女の言葉が添えられている。「考えもしなかったわ。こんな顔をした私が、映画に出ることになるなんて」「結婚するなら、深くしたいの」など、率直にして純真、飾り気のない人柄がにじみ出たコメントの数々が、心に優しく語りかけてくるようだ。

「美しい瞳でいたいなら、人のよいところを探すこと。麗しい唇でいたいなら、優しい言葉だけを語るの」──スターの奢り(おごり)などみじんもなく、引退後は奉仕活動に人生を捧げたオードリー。その笑顔とメッセージは、悩み多き現代人の道しるべとなって、今も輝き続けている。「Intimate Audrey オードリー・ヘプバーン写真集 1956-1964」は3990円(税込)。【Movie Walker】

■「Intimate Audrey オードリー・ヘプバーン写真集 1956-1964」
ピエール=アンリ・ヴェーラック 著
2010年1月22日書店発売
3990円(税込) A4変型 176ページ
初回限定特典ポストカード付
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