劇場版『トリリオンゲーム』がV2達成!2025年も好調な邦画勢、過去最高レベルのスタートダッシュに?

劇場版『トリリオンゲーム』がV2達成!2025年も好調な邦画勢、過去最高レベルのスタートダッシュに?

『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』が初登場!

さて、ランキングに戻ると、前週2位に初登場を果たした『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(公開中)は週末3日間で動員11万人、興収1億8000万円を記録し3位にランクイン。累計成績では動員54万人、興収8億7700万円と、こちらも“興収10億円超え”が見込める位置までやってきた。

テレビ版の放送開始日がついに決定した『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』
テレビ版の放送開始日がついに決定した『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』[c]創通・サンライズ

先述の『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』は2月22日からMX4Dと4DXでの上映がスタートした効果もあり、前週の7位から3ランクアップの4位にランクイン。累計成績では動員172万人&興収28億円を突破しており、2月23日にはついに「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」のテレビ放送が4月8日(火)24時29分からスタートすることが発表に。

また、公開10週目を迎えた『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』は、入場者プレゼント第10弾の配布に後押しされ、前週に引き続き5位をキープ。こちらも累計成績では動員181万人&興収27億円を突破。『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』と『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』、共に興収30億円の大台が見えつつある。

【写真を見る】投票結果も公開!日本初の観客参加型“インタラクティブ映画”『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』
【写真を見る】投票結果も公開!日本初の観客参加型“インタラクティブ映画”『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』[c]ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie

そして新作タイトルでは、2017年にプロジェクトが始動し、これまで漫画やテレビアニメなど様々なメディアミックスがされてきた音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク-Dividion Rap Battle-」の初の劇場用アニメとなる『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(公開中)が8位にランクイン。

日本初の観客参加型“インタラクティブ映画”と銘打たれた同作は、スクリーン上で繰り広げられるラップバトルの勝敗を観客が専用のアプリを通して作品を鑑賞しながら投票。その結果によって48の展開と7つのエンディングが用意されており、作品の公式ホームページでは各劇場の各上映回の投票結果が確認できる点も興味深い。楽曲の制作陣もかなり豪華な顔ぶれが並んでおり、そのクオリティは保証されている。「ヒプマイ」を知らないという人でも、一度この画期的な上映に参加してみてはいかがだろうか。

以下は、1~10位までのランキング(2月21日〜2月23日)
1位 劇場版『トリリオンゲーム』
2位『ファーストキス 1ST KISS
3位『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
4位『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』
5位『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』
6位『366日
7位『野生の島のロズ』
8位『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』
9位『アンダーニンジャ』
10位『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』

今週末は、中島健人と映画初出演のmiletが共演を果たしたファンタジックなラブストーリー『知らないカノジョ』(2月28日公開)、ティモシー・シャラメがボブ・ディランの若き日を演じる『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2月28日公開)、昨年のカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた『ANORA アノーラ』(2月28日公開)などが控えている。


文/久保田 和馬

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