山崎賢人危うし!?ムロツヨシの暴走に持っていかれた『斉木楠雄のΨ難』爆笑の舞台挨拶|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
山崎賢人危うし!?ムロツヨシの暴走に持っていかれた『斉木楠雄のΨ難』爆笑の舞台挨拶

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山崎賢人危うし!?ムロツヨシの暴走に持っていかれた『斉木楠雄のΨ難』爆笑の舞台挨拶

累計発行部数500万部を超える、週刊少年ジャンプ連載の同名人気ギャグ漫画を実写映画化した『斉木楠雄のΨ難』が21日、公開初日を迎えた。東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた初日舞台挨拶に、主演の山崎賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、福田雄一監督が登壇。MCの「みなさんご自由にどうぞ」の言葉通り、福田組の舞台挨拶ではすっかりおなじみとなった、ムロツヨシを筆頭にしたキャスト陣と監督の台本無視の大暴走は、MCをも巻き込み、場内は大盛り上がりとなった。

これが初めての福田組参加となる主演の山崎は、この夏公開された『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』に続くジャンプ漫画の主人公役。「やっと初日迎えられて嬉しい」と素直に喜びを語る主演俳優ではあったが、完全にムロのテンションに呑み込まれて、なかなかコメントするタイミングを与えられない。

それでも、一番笑えるシーンを訊かれて「ムロさんのシーン」と答える山崎。キラキラと目を輝かせるムロが話を膨らまそうとするが、山崎は「笑いました」と一言でまとめ、登壇者全員がズッコケる一幕も。

山崎が演じているのは、生まれながらにとんでもない超能力を持つ高校生の斉木楠雄。普通に生きることに憧れる彼だったが、周りのクラスメイトはトラブルメーカーばかりで、超能力を使わざるを得ない日々を送っていた。そして文化祭の日、次から次へと巻き起こる災難に巻き込まれて行く楠雄に、ひそかに地球滅亡の危機が近付き、それを回避するために奮闘するのである。

福田監督の前作『銀魂』で、神楽役を演じコメディエンヌとしての才能を発揮した橋本環奈は、まだ完成した作品を観ていないと告白。監督からは「今から事務所NGは受け付けられない」と、コメディエンヌぶりを超えた“千年に一人の逸材”ぶりを発揮したことが明かされると、さらに「橋本環奈には鼻毛がない」などのアイドル発言に対しムロが口撃。「当たり強くないですか!?」と応戦した。

他のキャスト陣も負けじと、個性的な挨拶を繰り広げる。デビューのときからずっと、舞台挨拶では「今日は映画館に映画を観に来てくれてありがとうございます」と言うと決めている新井浩文は棒読みでそのフレーズを述べると「後は特に大丈夫です」と笑いを誘う。

さらに、先日放送された公開記念特番で、山崎と“賢人”の名をかけた勝負に敗れ、賀来“ポン太”に改名させられた賀来賢人は、ムロにいじられ続けるも「福田組の今は、俺と(佐藤)二郎さんじゃなく賀来が背負ってるんだな」と優しい言葉を投げかけられ、即興で喜びの雄叫びを上げた。

また、“微笑み王子”の異名をとる吉沢亮は、その名称について「意味不明ですね」と苦笑いを浮かべ。中二病キャラを演じた自分のシーンをアフレコで観て大爆笑したエピソードを明かした。そして、MCとムロの無茶振りによって劇中の決め台詞「コードネーム!漆黒の翼…」を再現し、場内からは大歓声が巻きあがった。

映画の本編では、今回の舞台挨拶以上に個性的なキャラクターたちが大暴走。日本のコメディ映画の枠を完全に逸脱した福田ワールドを味わうことができる。『斉木楠雄のΨ難』は全国で公開中。【取材・文/久保田和馬】

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    週刊少年ジャンプ連載の人気学園ギャグコメディを実写映画化
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