andropの新曲が恋愛ミステリーを彩る！『伊藤くん A to E』の深まる謎

人の恋愛を覗き見るようなリアルさが話題となったドラマ「伊藤くん A to E」が、岡田将生と木村文乃のW主演で映画化され、2018年1月12日(金)より公開される。

原作は、容姿端麗だが自意識過剰で、無自覚に女性たちを振り回す伊藤誠二郎を軸に、AからE、5人の女性の無様な恋愛を1章ずつのエピソードで描いた柚木麻子の小説。関わる女たちの人生を翻弄する伊藤役には岡田将生。そして、伊藤の存在に迫っていく落ち目の脚本家・矢崎莉桜役に木村文乃。本作で2人は初共演を果たす。

莉桜は、伊藤という男について悩む4人の女たちの切実な恋愛相談を、再起をかけた新作脚本のネタにしようと企んでいる。心の中で彼女たちに毒づきながら、もっと無様になるよう巧みに誘導する。しかし、莉桜が主宰するシナリオスクールの生徒である伊藤は、なぜか莉桜と同じ4人の女たちについての脚本を書いていた。しかも、そこには、莉桜のネタには書かれていない5人目の女が存在していた…。

“伊藤”に振り回される4人の女には、豪華キャストが勢ぞろい。【A】の都合のいい女、島原役に佐々木希。【B】の自己防衛女、野瀬役に志田未来。【C】の愛されたい女、相田役に池田エライザ、【D】のヘビー級処女、神保役に夏帆が、それぞれ扮する。さらに、田中圭、中村倫也ら若手実力派俳優が脇を固める。

さらに、ライヴはすべてソールドアウトになる注目の4人組ロックバンドandropが、本作の為に主題歌「Joker」を書き下ろした。ボーカルとギターを務める内澤崇仁は「作品の世界が、僕らの音で更に肺腑を衝くものになることを祈っています」と、楽曲に込めた想いを語った。

本作でメガホンをとった廣木隆一監督も「いま音楽業界で注目の内澤さんが手がけてくださって、すごくいい主題歌ができたと思います。もがいている女性たちの心情が表現されています」と太鼓判。音楽が映像と絡み合い、より一層、誰しもが抱える毒と無様さを表現する。衝撃のラストが待ち受ける恋愛ミステリーが幕を開ける！【Movie Walker】