花澤香菜、ゴジラ・フェスに登場「私、ミニラにソックリ!」と親近感
1954年に製作された『ゴジラ』が公開されてから63年。日本文化を象徴するアイコンとして世界中で愛されてきたゴジラの生誕を祝い、11月3日に歌舞伎町シネシティ広場で「ゴジラ・フェス 2017」が開催。シリーズ史上初のアニメーション映画『GODZILLA -怪獣惑星-』(11月17日公開)に出演する声優・花澤香菜と瀬下寛之監督がトークイベントに出席し、花澤が「ミニラにソックリだなと思って。親近感を覚えました」とゴジラファンを前に笑顔で語った。
11月3日は、『ゴジラ』第1作が公開された日。この日は史上初の「ゴジラ・フェス」が行われ、ゴジラにちなんだ食べ物「Gフード」の屋台やゴジラ・グッズを扱う「ゴジラ・ショップ」も出店。大勢のゴジラファンが集まり、賑わいを見せた。
歴代のゴジラ像が集結したステージに登場した花澤と瀬下監督。花澤は、「弟が怪獣図鑑を持っていて。それを一緒に見ていた。ミニラっていう小さなゴジラがいるじゃないですか。『私、顔がソックリ!』と思って。すごい似ているんですよ。親近感を覚えました」と告白。「『シン・ゴジラ』も本当に面白く観させていただいた」とゴジラ愛を語っていた。
瀬下監督は、「ゴジラ」シリーズの継承に「プレッシャーがあった」としみじみ。制作過程ではシークレット事項が多いため、「飲んでツイッターとかに書いたら大変なので、禁酒をしていた」とも。完成披露を迎えて「つい飲んじゃった。それほど喜ばしいことだった。虚淵さんのストーリーが本当に面白いので、“しゃべらないように”というテーマで頑張った」と晴れやかな笑顔を見せていた。
ユウコ役を演じる花澤は、数々の設定資料を見てアフレコに臨んだそうで「資料集かというくらい分厚いもの。虚淵さん、ワクワクしながら考えたんだろうなと思って」とニッコリ。宮野真守演じるハルオを支える役どころとなるが、「宮野さんの熱い演技があったからこそ、気持ちを乗せられた」と語っていた。
また、11月3日が「ゴジラの日」として一般社団法人日本記念日協会より正式認定されることとなり、ステージでは制定セレモニーも実施。認定証を受け取った花澤は「光栄です」と瞳を輝かせていた。【取材・文/成田おり枝】