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“白黒”の綾瀬はるかがスクリーンから舞い降りる!

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“白黒”の綾瀬はるかがスクリーンから舞い降りる!

『海街diary』(15)で数多くの映画賞に輝いた人気女優・綾瀬はるかと、今年7月に「MEN’S NON-NO」の専属モデルを卒業し、俳優一本で活動を始めた坂口健太郎が初共演を果たす『今夜、ロマンス劇場で』の公開日が2018年2月10日(土)に決定。綾瀬演じる“白黒のお姫様”の秘密が明らかになる予告編とポスターが解禁された。

本作は「のだめカンタービレ」シリーズを手がけた武内英樹がメガホンをとったロマンティックな完全オリジナルラブストーリー。映画のヒロインへの叶わぬ恋に身を焦がす主人公・健司の前に、スクリーンの中から突如モノクロ姿の美雪が姿を現す。その姿のままではまずいと、健司が勧めたメイクとファッションを身にまとい、色のある現実世界に心を躍らせる。

出会うはずのなかった2人が、現実の世界を楽しみながら、次第に惹かれ合う中で、美雪が打ち明ける“秘密”。それは人の心のぬくもりに触れると消えてしまうということだった…。奇跡によってめぐり逢わされた2人に立ちはだかる障害に、本田翼演じる社長令嬢の塔子を加えた三角関係。どのような作品になっているのか気になって仕方がない予告編に仕上がっている。

映画の世界と現実の世界がリンクするストーリーは、ウディ・アレンの名作『カイロの紫のバラ』(85)を彷彿とさせる。さらに、カラーと白黒の世界を行き来する映像テクニックで、90年代アメリカ映画の傑作として名高い『カラー・オブ・ハート』(98)をも想起させる。これは映画ファンにはたまらない作品になりそうだ。

さらに、本作の主題歌をオーストラリア出身のシンガーソングライター、シェネルが担当することも決定。2012年に公開された『BRAVE HEARTS 海猿』以来となる映画主題歌にシェネルは「とてもワクワクしています。この素晴らしい映画に関われたことを感謝しています!」とコメント。

本作のために書き下ろしたという楽曲「奇跡」は、健司と美雪の「叶わない恋だけれど、一緒にいたい」という気持ちをまっすぐに伝える切ない歌詞とメロディで、作品の世界に花を添える。

作品の世界観にマッチした主題歌に、主演を務める綾瀬は「物語と美雪や賢治の思いをより感じていただける素敵な楽曲で感謝しています。映像に乗せて聴くことがとても楽しみです」と喜びのコメント。

坂口も「ゆったりと優しい、そして力強い歌声で、台本を読んだ瞬間の感動と、撮影をしていた時の健司の気持ちを思い出しました」と、歌姫シェネルの表現力の豊かさに感嘆した様子を見せた。

また、予告編と同時に解禁されたポスターには「運命なんて飛び越えて、私はあなたに逢いに行く。」という、出会うはずのなかった運命を乗り越えた先に待つ切ない運命を予感させるキャッチコピーが記され、ロマンティックな雰囲気が漂う。来年のバレンタイシーズンのデートムービーの主役となること間違いなしだ。【文/久保田和馬】

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