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私はトーニャ!マーゴット・ロビーが伝説のフィギュアスケーターを演じる

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私はトーニャ!マーゴット・ロビーが伝説のフィギュアスケーターを演じる

新作映画『アイ、トーニャ(原題)』で、数々の問題を起こした実在のフィギュアスケーター役を演じたマーゴット・ロビー(27)。同作は、今月初めに米国で封切りされ、SAG(全米映画俳優組合賞)、ゴールデングローブ賞にもノミネートされている話題作だ。主役のマーゴットは、ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門、主演女優賞の候補に選出され、母親役を演じたアリソン・ジャニーも、同部門の助演女優賞にノミネートされている。

マーゴットの演じたフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングは、現在47歳。女子として史上2人目のトリプルアクセルを成功させ、アメリカ代表として2度オリンピックに出場した優秀な選手だ。しかし、オリンピックの選考大会直前に「ナンシー・ケリガン襲撃事件」を企ててライバル選手を負傷させ、一気に悪名を轟かせた。

この事件の影響で、プロスケーターとしての道を閉ざされたトーニャは、スケート選手引退後は、女優をやったりバンドを組んだりしたもののパッとせず、日本での女子プロレスデビューが報じられたこともあった。「バッド・ガール」と言うリングネームでボクサーとして数年活動し、その後は総合格闘家へと転向。破天荒な人生を歩んだ。

『アイ、トーニャ(原題)』は、伝記映画のスタイルを取ったブラックコメディだ。一般からは、マーゴットのルックスがトーニャに似ていないという批判もあるが、高名な映画評論家のピーター・トラヴァース氏は、ローリング・ストーン誌で「最高だ!マーゴットは完璧にトーニャを描き切った」と賛辞を寄せている。

UK在住/シャオ

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