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アカデミーのF・フォーセット追悼無視に非難の声

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アカデミーのF・フォーセット追悼無視に非難の声

アカデミー賞授賞式には、その年に亡くなった俳優や著名功労者の写真を音楽と共に紹介して故人を追悼する時間があるが、今年の追悼パフォーマンスにはファラ・フォーセットが含まれていなかったため、ネット上で非難が巻き起こっている。

ドラマ「チャーリーズ・エンジェル」で大スターになったフォーセットは、1970年代にはセクシーな米国人女優の代名詞だった存在。同じく70年代に活躍した女優のジェーン・フォンダは“ファラ・フォーセットはどこに行ったの? 彼女も含まれてないといけないでしょ”とツイッターに書き、映画評論家ロジャー・エバートも、“ファラが追悼無視された。アカデミーはしっかり説明すべきだ”とネットで怒りをぶちまけているとエンタメ・ニュース・サイトWENNが伝えている。

一部には、彼女はテレビドラマ中心の女優だったからではないかという見方もあるようだが、実際には『キャノンボール』(81)などの映画にも出演しており、『レイプ・殺意のエンジェル』(86)でゴールデングローブ賞にノミネートされたこともある。アカデミー本部代表のブルース・デイビスは「(追悼は)毎年オスカーで最も非難されるコーナーです。年々、故人は増える一方で、全員を紹介しきれないんですよ」とコメントしているとWENNは伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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