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ライアン・レイノルズ、ボードゲームを基にしたミステリー映画を製作!

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ライアン・レイノルズ、ボードゲームを基にしたミステリー映画を製作!

昨年ウォルト・ディズニー社が、21世紀フォックスを事業買収することが決まり、エンタテインメント業界で今後映画やテレビのコンテンツにどのような影響が出るのか懸念の声が上がっている。

そんな中、21世紀フォックスは『デッドプール』(16)で有名な俳優ライアン・レイノルズと、“ファーストルック契約”と呼ばれる優先交渉権契約を3年間結んだ事が、米Deadlineによって明らかになった。

これは、ライアン・レイノルズがプロデューサーとして映画の製作をするという契約だが、ほとんどの作品に本人が主演、または出演するのではないかと予測される。

契約内で最初に企画が進められているのは、ハズブロのボードゲーム「クルー/Clue」を基にしたミステリー映画だ。「クルー/Clue」は1949年に作られた殺人事件の謎解きゲームで、推理を立てて、誰がどの武器で、どの部屋で殺人を犯したのかを正しく言い当てた者が勝つと言うゲームだ。その人気は根強く『殺人ゲームへの招待』というタイトルで1985年にも映画化されている。

同映画はハズブロの映画部「Allspark Pictures」によって製作される予定で、現在21世紀フォックスはレイノルズが『デッドプール』の脚本を手がけたレット・リースと、ポール・ワーニックと再タッグを組めるよう交渉中だそうだ。

『デッドプール』は、世界で興行成績7億8300万ドル(日本円およそ852億円)を記録し、21世紀フォックスにとって『アバター』(09)に次ぐ大ヒットを記録した映画だ。『デッドプール2』は既に米国で5月18日(日本は6月予定)に公開が決定している。

21世紀フォックスのライアン・レイノルズに対する期待は大きく、今後、彼の製作する映画がウォルト・ディズニー社と21世紀フォックス間でどのように扱われるかにも注目したい。

LA在住/小池かおる

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