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下品な発言が満載!? 菅野美穂8年ぶり主演映画『パーマネント野ばら』

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下品な発言が満載!? 菅野美穂8年ぶり主演映画『パーマネント野ばら』

菅野美穂が8年ぶりに主演を務めた映画『パーマネント野ばら』(5月22日公開)が、3月25日に完成披露試写会を行った。舞台挨拶には菅野をはじめ、共演の小池栄子、池脇千鶴、吉田大八監督が登壇。サプライズゲストとして、原作者である漫画家・西原理恵子も登場した。

離婚して一人娘とともに海辺の小さな町にある実家に戻った主人公・なおこは、母が切り盛りしている美容室「パーマネント野ばら」を手伝うことに。店の常連客の女性たちはもちろん、なおこの友人もダメな恋愛を繰り返し、毎日のように過激な恋バナを展開するといったストーリーだ。

菅野は、「女性同士で本音を話すときは、明け透けだったり、男の人が“えっ!?”と思う部分があると思います。でも西原さんや監督は、女性のそういう本当の部分を愛している。この映画には、パワーがあってパワーのない、恋にまっすぐな女性たちがたくさん出ています」と、リアルな女性たちの姿を描いた本作の魅力を語った。

また、演じた主人公・なおこについては、「みんなの恋の話をいつも聞いているだけですが、実は切ない恋をしている秘めた女性」とコメント。なおこは高校教師のカシマと、こっそりとデートを重ねているが、その恋には隠された秘密があった。ダメ女たちの毎日をコミカルにつづっていた物語は一転、クライマックスにむけて急加速していく。

これまで自身のコミックが数多く映像化されている西原は、「試写を2回観て2回とも泣きました。今までの中で一番うれしかったです。自分の原作よりも何倍も良くしてもらった。女優さんたちに何回も下品なセリフを言わせてスミマセン」とほほ笑んだ。

悲しみや傷を受けながらも人を愛し続け、明るく笑い飛ばす女性たちを優しい視点で描いた映画『パーマネント野ばら』。劇中で炸裂する彼女たちの本音は、公開までお楽しみに!【取材・文/鈴木菜保美】

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