伝説の舞台『焼肉ドラゴン』映画化で、日韓実力派キャストの国境を超えた共演が実現!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
伝説の舞台『焼肉ドラゴン』映画化で、日韓実力派キャストの国境を超えた共演が実現!

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伝説の舞台『焼肉ドラゴン』映画化で、日韓実力派キャストの国境を超えた共演が実現!

愛を乞うひと』(98)や『血と骨』(04)の脚本家として知られる鄭義信が、自作の舞台劇を映画化をして監督デビューを飾る『焼肉ドラゴン』(初夏公開)に、新たに韓国映画界の名優2人が出演することが明らかになった。

万国博覧会が催された1970年。関西の地方都市の一角でちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む一家と常連客の姿を通して、戦後から高度経済成長期終盤にかけての激動の時代を生きた人々の悲喜こもごもをユーモラスに描き出していく。

そしてこの度「焼肉ドラゴン」を経営する夫婦の役を、キム・サンホとイ・ジョンウンが演じることが発表された。『海にかかる霧』(14)や『ビューティー・インサイド』(15)など多くの映画やドラマに出演し、名バイプレイヤーとして知られるキム・サンホ。

戦争によって故郷と左腕を奪われながらも、常に明るく前向きに家族を守る父・龍吉を演じる彼は、本作に出演することを「俳優としてあまりにも幸せなこと」だと明かし「感動と面白さを必ず約束します」と自信たっぷりに語った。

また龍吉の妻・英順を演じるイ・ジョンウンは舞台女優としてキャリアを積み『母なる証明』(09)や『哭声/コクソン』(16)など幅広いジャンルの作品に出演。彼女の持つパワフルなイメージにぴったりの、世話好きの強く優しい母親を好演している。

既報の通り、龍吉と英順夫妻の娘である美人三姉妹を真木よう子、井上真央、桜庭ななみが演じ、井上演じる次女の結婚相手を大泉洋が演じる。さらに多くの韓流ドラマに出演したのち「逃げるは恥だが役に立つ」でブレイクした大谷亮平ら日韓の実力派キャストが集結。彼らが魅せるエネルギッシュであたたかな物語に注目したい。

文/久保田和馬

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