デル・トロ監督が熟年離婚、噂のお相手との新作が進行中!
『シェイプ・オブ・ウォーター』で第90回アカデミー賞作品賞および監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督が、1986年に結婚した妻ロレンザ・ニュートンと離婚していたことがわかった。
授賞式の会場で脚本家のキム・モーガンと腕を組んで歩く姿を目撃されていたことや、受賞スピーチで、同作にはクレジットされていないキムや、ロレンザとの間に授かった2人の娘への感謝の意を述べたにもかかわらず、ロレンザの名をあげなかったことで疑惑が浮上。
監督自らが「妻とは昨年2月に別居し、9月に離婚が成立しています。ほとんど誰にも言っていないんだけれどね」と、メキシコのレフォルマ誌に明らかにしているが、離婚の原因は明らかになってない。
また「何かニュースになった場合のためにはっきりさせておくけど、キムとは夏の終わりに一緒に仕事を始めた」「(新作『Nightmare Alley(原題)』の脚本を執筆した)キムとは、仕事仲間であり、よい友人関係だ」と語り、離婚には何ら関係ないことも強調している。
『Nightmare Alley』は、1947年にアメリカで製作されたタイロン・パワー主演のフィルム・ノワール『悪魔の往く町』のリメイクで、『シェイプ・オブ・ウォーター』に続きFOXサーチライト・ピクチャーズの配給が予定されている。
デル・トロ監督とロレンザは、メキシコのインスティテュート・デ・シエンシャスで学んでいた時に交際をスタートし、1986年に結婚。監督が初めて手掛けたショート・フィルム『Dona Lupe』(86)は、ロレンザがアートディレクターおよび脚本監修として名を連ねていた。
また『ヘルボーイ ゴールデン・アーミー』(08)、『パシフィック・リム』(13)、『クリムゾン・ピーク』(15)のクレジットには「special thanks to」としてロレンザが名を連ねていた。
一方、女優などを経て『Nightmare Alley』で脚本家として大きな仕事を手に入れたキムは、監督のガイ・マディンと2010年に結婚しているが、既に破局しているようだ。
NY在住/JUNKO