大興奮!マシンガンをぶっ放すマッチョな天使たちの終末戦争!
“天使”と聞いて思い浮かぶものといえば、なんだろうか。ふわふわの白い羽根を持つ子供の姿? ハープをつまびきながら雲に乗っている女性の姿? いずれにせよ、ピュアな存在であることは想像に難くないが、そんなイメージを打ち砕く、タフでマッチョな天使が『レギオン』(5月22日公開)に登場。腹筋の割れた肉体をさらし、剣や銃を手に暴れまくるその姿は、なんともハードボイルド! 恐ろしくもかっこいいのだ。
そんな異色すぎる天使の名はミカエル。“神に似たもの”という称号を持ち、聖書の中でも最も人気が高い天使をモチーフにしているわけだが、本作で描かれるミカエルの目的は、なんと人間を見捨てた“神”との戦い。天使の中で唯一神に背を向けた彼は、人間を救うため、大天使ガブリエル率いる天使軍団と壮絶な戦いを繰り広げる。ミカエルがマシンガンをぶっ放せば、ガブリエルは鋼鉄の翼を刃にかえ、さらにイボイボのあるハンマーを振り回して応戦。大量の武器を駆使したアクションに爆破シーンや肉弾戦がこれでもかとばかりに繰り広げられ、ド派手な終末戦争を見せてくれる。
ミカエルを演じているのは、『ダ・ヴィンチ・コード』(06)で、殺人を犯す修行増シラスを演じたポール・ベタニー。今回もどこか狂気を漂わせる危うい雰囲気で、斬新な天使像を生み出している。6カ月間ジムに通って鍛えたという肉体美も見逃せない。
マッチョなミカエルに加え、老婆が突然怪物に変身して天井をはいずりまわったり、アイスクリーム屋のアゴや手足が伸びて魔物に変わるなど、意表をつかれるキャラクターが大集合。天使でさえも悪魔と化すこの終末戦争の行方は? これを見たら天使のイメージも変わるかも!?【トライワークス】
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