松田翔太の俳優スピリットが凝縮されたフォトブックの中身は?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
松田翔太の俳優スピリットが凝縮されたフォトブックの中身は?

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松田翔太の俳優スピリットが凝縮されたフォトブックの中身は?

松田翔太主演、高良健吾、安藤サクラ共演の青春映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(6月12日公開)で、松田翔太をフィーチャーしたオリジナルフォトストーリーブックが5月25日(火)に発売。このフォトブックは、役者・松田翔太の俳優スピリットがぎゅっと詰まった1冊になった。

監督は、初監督作『ゲルマニウムの夜』(05)で独創的な映像を見せつけた大森立嗣監督。施設で兄弟のように育ったケンタとジュンが、自分たちの置かれている理不尽な状況から脱すべく、施設を飛び出し旅に出るというロードムービーだ。主人公のケンタ役に扮した松田はもちろん、ジュン役の高良健吾、カヨ役の安藤サクラの熱演も光っている。

松田が、本作の映画プロデューサー・孫家邦に出会ったのは、兄・松田龍平の出演作『青い春』(02)での打ち上げでのこと。その後、役者になると決めた彼は、「いつか映画を」と改めてこう挨拶したと言う。「映画には遠回りになるかもしれないけど、テレビできちんと頑張ります。人気者になることを目指し、帰ってきて、自分がいることで映画が盛り上がるような俳優になります」。そして、19歳の時にプロデューサーと交わした約束を守り、5年の歳月を経て完成したのが『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』である。

松田は「僕が思うケンタは、愛情が足りなくて心がスカスカしているんだけど、細かいところから幸せを見つけて生きていて、自分の世界がある男」と語る。彼は脚本を読んだ時、先が見えないなりに現場に身を任せることで、松田翔太=ケンタが確実になっていったとも言う。「ケンタについて、監督と言葉で確認し合ってはいないですね。映画が完成した時も、握手しただけ。言葉で埋めなくても、達成感があったんです」と語った。

フォトブックには、松田翔太が「この映画だからこそ」と語り尽くした、孫プロデューサーによるスペシャルインタビューや撮り下ろし写真、未公開シーンも含めた映画のカット、そして大森監督から松田に宛てた手紙などを掲載。まさにファン垂涎のオリジナルフォトストーリーブックとなっている。まさに注目の1冊だ!【Movie Walker/山崎伸子】

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