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榮倉奈々、男性試写会でのQ&Aで「これ、メディアで言ったらダメなやつ」と苦笑い

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榮倉奈々、男性試写会でのQ&Aで「これ、メディアで言ったらダメなやつ」と苦笑い

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)で男性限定試写会が、6月4日に神楽座で開催され、榮倉奈々、李闘士男監督が舞台挨拶に登壇。榮倉が、会場の男性100人に向けていくつかの質問をし、YES/NOカードで答えてもらいつつ、参加者からの質問にも答えた。

『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は、「Yahoo!知恵袋」の投稿をもとにしたコミックエッセイの映画化作品。結婚3年目のサラリーマン・じゅん(安田顕)が帰宅すると、玄関で妻のちえが死んだふりをしていた。それ以降、ちえは死んだふりをするという奇行を繰り返す。

参加者から「どうやったら女性の愚痴を上手く聞けるか?」という質問を投げられた榮倉は「その質問をしている時点で、まともに聞く気がない。ただ、聞くだけでいいんです」と訴える。

李監督が「絶対に、否定してはならない。『そうだね』と同意をしてあげること」とアドバイスすると、榮倉は「『そうだね』と言われたら、『聞いてる?』ってなっちゃう。これ、メディアで言ったらダメなやつじゃないですか」と苦笑い。

李監督が「女の人ってくどいんだよね。何度も聞く。早めに同意しちゃうとそのループが止まるんじゃないかな。でも、榮倉は男らしいから」と言うと、榮倉は「奥さんの気持ちを土に埋める気がして、なんか嫌です」と食いつく。

李監督は「お互いに耳が遠くなるから、言った言わないでケンカになる。だからお互い返事しようねと」と諭すように言うと、榮倉は「勉強になります」とうなずいた。

最後に李監督は榮倉のナチュラルな演技を絶賛した。「並の人だったらできない演技。榮倉は本当にすばらしい。シリアスな芝居は誰にもできる。これほど難しいことをやってる榮倉は本当にすごい」と言うと、榮倉は恐縮して頭を下げた。

取材・文/山崎 伸子

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