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アンジー、「私にシンデレラ役は似合わない」

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アンジー、「私にシンデレラ役は似合わない」

肉体的、精神的に困難であったり癖のある役柄ばかりに挑戦しているアンジェリーナ・ジョリーだが、考えがあってのことらしい。

「シンデレラみたいな、純粋無垢で王子様が出てくるようなハッピーエンドのおとぎ話の主人公は、どう考えても私の実生活の中に共通点がないでしょ。だから演じるのは無理なのよ。私は、タフでありながら、弱いところのあるキャラクターが好きだから、そういう役を好んで演じているんだと思う。『17歳のカルテ』(99)で演じたリサは、感情的で不幸せでとても脆い女性なんだけど、周囲からはタフな精神病者だと思われている。そういう女性に共感できるの」と、米テレビ番組アクセス・ハリウッドに語っている。

かつて元ボディーガードがアンジーのことを、“精神病者呼ばわり”していたが、本人もそれを自覚して受け入れ、それを女優という仕事にしっかり生かしているわけだから、アンジーにとってやっぱり女優は天性の仕事。だからこそ迫真の演技が生まれるのだろうが、一度は、あえて自分の中にはないようなキャラクターに挑んで欲しいものだ。【NY在住/JUNKO】

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