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ロン・ハワード監督が“若きハン・ソロ”を大絶賛!「感服しっぱなしだった」

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ロン・ハワード監督が“若きハン・ソロ”を大絶賛!「感服しっぱなしだった」

「スター・ウォーズ」シリーズが誇る人気キャラクターのひとり、ハン・ソロの知られざる若き日を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が6月29日(金)から公開されるのに先がけて、ハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクと、“生涯の相棒”であるチューバッカ、そしてロン・ハワード監督が来日。11日に都内で記者会見を行なった。

1977年の1作目から40年以上。いまなお世界中で多くのファンを熱狂させ続けると同時に、多くの映画人たちが目標にする作品の一つである「スター・ウォーズ」。それに携わったことについてハワード監督は「挑戦でもあり、冒険でもあった」と振り返る。そして「いままでの自分の経験やフィルムメイカーとしての感性を、自分が愛してきた『スター・ウォーズ』の世界に応用できることにワクワクしました」と笑顔を見せた。

さらにハワード監督は「作業を始めて、いかにスター・ウォーズが世界中の人を楽しませているかを感じるようになった。スタッフ全員が『スター・ウォーズ』に参加できることに情熱を感じていたんだ。そしていままで成されてきたことだけでなく、まだまだやれることがあると全員が模索している姿に深く感銘を受けた。僕自身も監督として学ぶことも多く、成長することができたと感じています」と熱弁をふるった。

一方で、本作のオーディションを勝ち抜いてハン・ソロ役を勝ち抜いたオールデンは「『スター・ウォーズ』だからというプレッシャーはあったし、様々な期待や批判が寄せられることはわかっていた」と役に決まった際の心情を明かす。そして「役者としては良い仕事をすることと観客の皆さんに楽しんでもらうことを重視し、とにかく集中して臨むことと、役に対して責任を持って演じることを心がけました」とプロ意識の高さを見せつける。

そんなオールデンに対しハワード監督は「これまでたくさんの俳優たちと仕事してきたけれど、オールデンとの仕事は感服しっぱなしだった」と大絶賛し「これまでの『スター・ウォーズ』は群像劇が多く、一人のキャラクターにすべてがかかっているのは本作が初めて。そんなプレッシャーや責任の中で、彼はすばらしいプロフェッショナリズムでその挑戦に受けて立った。俳優としての才能はもちろん、オールデンという人間にリスペクトと感謝の念を抱いている」と語った。

また会見の終盤には、本作の日本語吹替版にカメオ出演することが発表されている市川海老蔵がゲストとして登場。大の「スター・ウォーズ」ファンだという市川は「子どものころから好きだった作品に出演できて大変光栄に思っています。『スター・ウォーズ』が大好きだった父に伝えたいと思います」と吹替えキャストとして参加した喜びを語る。そして日本の伝統芸能・歌舞伎を象徴する“隈取”が、これまでのシリーズでキャラクターのビジュアルに影響を与えてきたことにちなみ、市川が4年前に演じた「壽三升景清」での隈取をプリントした手ぬぐいがオールデンに贈られた。

取材・文/久保田 和馬

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