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ロイヤル・ウェディング前に手術を受けていたエリザベス女王、気になる病状は?

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ロイヤル・ウェディング前に手術を受けていたエリザベス女王、気になる病状は?

92歳の現在も多くの公務をこなしているエリザベス女王が、先月白内障の日帰り手術を受けていたことが明らかになった。手術は5月4日頃、ロンドン中心部にある医療機関で行われたと伝えられている。バッキンガム宮殿のスポークスマンからの発表によると、術後の経過は良好とのことだ。

今年4月には、女王が白内障の手術を受けたのと同じ「キング・エドワード7世病院」で、夫のエディンバラ公(97)も股関節の手術を受けたばかりだ。しかし、公務を退いているエディンバラ公と違い、エリザベス女王のスケジュールは多忙を極めているうえ、手術後も公務のキャンセルや延期を1度もしていないのには驚かされる。

ロイヤル・ウェディング当日は普段通りに見えたエリザベス女王だが、挙式翌日にウィンザー城を離れる時からサングラスを着用しており、ここ数週間の屋外公務や園遊会も、サングラスをかけて術後の目をいたわっているようだ。

白内障は、加齢に伴い水晶体が白濁して視力が低下する病気。ごく一般的な老化現象の一つで、英国では65歳以上の半数以上が罹患しているという。濁った水晶体を取り除き、人工の眼内レンズを入れる手術で治療できるそうで、英国の国民健康サービスでは、全国1300の病院で年間38万9000件の白内障手術が行われている。

2003年には背中と両ひざの痛みのため、膝軟骨の損傷部を取り除く手術を受けたエリザベス女王だが、基本的には健康そのものだ。2013年に胃腸風邪にかかった時の一泊入院が、ひざの手術以来10年ぶりの入院だったという。昨年度だけで296件もの公務をこなしたエリザベス女王に向けて、多くの人々が白内障の治療成功を祈り、女王の末永い在位を願うメッセージを寄せている。

UK在住/シャオ

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