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元007俳優ブロスナン「日本にクジラ殺しのライセンスを与えるな」

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元007俳優ブロスナン「日本にクジラ殺しのライセンスを与えるな」

イルカ漁ドキュメンタリー『ザ・コーヴ』の上映中止が日本国内でニュースになっているが、元ボンド俳優ピアース・ブロスナンは、捕鯨国を黙認しているオバマ大統領を批判する発言を行った。

ブロスナンは、IFAW(国際動物福祉基金)のPRのために発表した声明の中で、「大統領候補だった頃のあなたは、違法な捕鯨を終わらせると約束し、我々はあなたのリーダーシップを称賛した。だが、最近の報道によれば、政府は国際的提案をサポートしているという。これは、日本やアイスランド、ノルウェーにクジラ殺しのライセンスを与えることだ。政府は日本やノルウェーが再び捕鯨を行うことを許可しようとしている。もしクジラの殺戮をやめさせたければ、みんなで受話器を取り、ホワイトハウスに電話するべきだ」と語っているとContactmusic.comが伝えている。

熱心な自然保護論者としても知られているブロスナンは、海洋生物を題材にしたディズニーのドキュメンタリー映画『オーシャンズ』英語版のナレーションを務めており、同作を見た子供たちが、クジラ保護の必要性に気づいてくれることを願っているという。【UK在住/ブレイディみかこ】

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