藤田富、仮面ライダーから“拝み屋”へ!Jホラーの名手が放つ「拝み屋怪談」に主演決定|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
藤田富、仮面ライダーから“拝み屋”へ!Jホラーの名手が放つ「拝み屋怪談」に主演決定

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藤田富、仮面ライダーから“拝み屋”へ!Jホラーの名手が放つ「拝み屋怪談」に主演決定

依頼人から日々持ちこまれる奇怪な相談を拝んで始末し、後に怪談として仕立て供養する。郷里・宮城県で “拝み屋”という仕事を営む郷内心瞳が、仕事柄見聞きしてしまった怪異体験を書きあげ、怪談ファンに夏の定番として好評を博している「拝み屋怪談」シリーズがKADOKAWA・ひかりTV共同製作で連続ドラマ化され、8月11日(土)より配信開始される。このたび、人気モデルであり、近年俳優として活躍の幅を広げている藤田富が主演を務めることが明らかになった。

「拝み屋怪談」シリーズの原作者と同じ名前で、物語の語り部的な役割を担う主人公・郷内心瞳役として主演を務める藤田は、国立大学の歯学部に在学する高学歴イケメンモデルとして、女性を中心に絶大な人気を誇っている。

16年に配信開始後、今年5月には映画化されるなど藤田が一躍ブレイクを果たすきっかけとなった「仮面ライダーアマゾンズ」に続くドラマ主演2作目となる本作では、依頼人とともに悩みながら、物語を追うごとに成長していく“拝み屋”役に挑戦。ヒーロー役とは異なった、藤田の新たな一面を発見できる人間味あふれるキャラクターに期待したい。

脚本を手掛けるのは、監督の鶴田法男と共に「夏の体育館」「霊のうごめく家」など、のちにJホラーの原点となる作品を連発したオリジナルビデオシリーズ「ほんとにあった怖い話」(91~92)や、黒沢清監督にとって初期の代表作である『DOORIII』(96)、テレビドラマ版「学校の怪談」「エコエコアザラク」シリーズなどを手掛けてきた小中千昭。ホラー作品における“小中理論”と呼ばれる表現手法が、のちの作家たちに多大なる影響を与えているホラーの名手だ。

さらに監督を、テレビドラマや『蛇女』(00)でも小中とタッグを組んだ、鬼才・実相寺昭雄の愛弟子でもある清水厚、テレビドラマ「怪談新耳袋 百物語」、『へんげ』(11)でジャンルファンに大きなインパクトを与えた大畑創らが務めるとあり、まさにホラーファン垂涎の面子が揃いぶみ。

また、この発表に合わせて藤田の和装姿が新鮮な“拝み屋”郷内のキャラクター写真も到着。7月24日(火)には角川ホラー文庫より原作最新刊「拝み屋怪談 怪談始末」の発売も予定されており、“読んでから見るか、見てから読むか”。いずれにしても、今年の夏は涼しく過ごせそうだ。

連続ドラマ「拝み屋怪談」は8月11日(土)より、ひかりTV・dTVチャンネルにて毎週土曜に配信開始される。

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