イ・ビョンホンと注目の若手スターがつむぎだす“家族の絆”に感涙必至!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
イ・ビョンホンと注目の若手スターがつむぎだす“家族の絆”に感涙必至!

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イ・ビョンホンと注目の若手スターがつむぎだす“家族の絆”に感涙必至!

韓流ブームの立役者の1人で、いまやハリウッド映画でも活躍する韓国きっての実力派俳優イ・ビョンホンと、注目の新鋭パク・ジョンミンが共演を果たした『それだけが、僕の世界』が12月28日(金)より公開されることが決定した。

【写真を見る】イ・ビョンホンが不器用な元ボクサーに!共演は注目の若手スター
【写真を見る】イ・ビョンホンが不器用な元ボクサーに!共演は注目の若手スター[c]2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED

本作は母に捨てられ自らの拳だけを信じてきた元プロボクサーの兄・ジョハが、17年ぶりに母親と再会し、会ったこともなかったサバン症候群の弟ジンテとひとつ屋根の下で暮らすことになる物語。生きてきた境遇も何もかもが違う兄弟が初めて出会い、数々の出来事を通して心を通わせながら“家族”となっていく姿をユーモラスに描く感動作だ。

イ・ビョンホンが不器用で人間味あふれる主人公を好演
イ・ビョンホンが不器用で人間味あふれる主人公を好演[c]2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED

近年も『密偵』(16)や『天命の城』(18)など、韓国映画界をリードする俳優として活躍をつづけるイ・ビョンホン。ブレイク前に出演したドラマ「Happy Together 〜ハッピー・トゥギャザー〜」(99)以来ともいえる、不器用だが人間味あふれるキャラクターを演じ、本国韓国では多くの観客の心を掴んだ。

そして弟ジンテを演じるパク・ジョンミンは『空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~』(15)で第37回青龍映画賞新人男優賞を受賞したほか、Netflixオリジナル映画『サイコキネシス-念力-』(17)など、徹底した役作りで注目を集めている若手スター。本作でも撮影3ヶ月前からピアノを猛特訓し、高度なクラシック曲を吹替えなしで自ら演奏している。

サヴァン症候群を患う弟のジンテは、天才的なピアノの腕を持つ
サヴァン症候群を患う弟のジンテは、天才的なピアノの腕を持つ[c]2018 CJ E&M CORPORATION, JK Film ALL RIGHTS RESERVED

また、母親役をぺ・ヨンジュン主演のドラマ「HOTELIER ホテリアー」(01)で注目を浴び、最近では国際的評価の高いホン・サンス監督作品にも出演しているベテラン女優ユン・ヨジョンが演じ、メガホンをとるのは韓国国内で380万人以上を動員した大ヒット作『王の涙 イ・サンの決断』(14)で脚本を担当したチェ・ソンヒョン。

それぞれの世界で生きてきた兄弟の思いがけない再会からはじまる家族の絆と奇跡を描き出す本作。『国際市場で逢いましょう』(14)や『あの日、兄貴が灯した光』(16)など、日本中を感動の渦に包み込んだ韓国映画界から新たに届けられた本作に、きっと誰もが心打たれることだろう。

文/久保田 和馬

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