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稲垣吾郎主演『半世界』、東京国際映画祭コンペティション部門に出品決定!

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稲垣吾郎主演『半世界』、東京国際映画祭コンペティション部門に出品決定!

10月25日(木)から開催される第31回東京国際映画祭。その主要部門のひとつで映画祭の顔となるコンペティション部門に、阪本順治監督の『半世界』(2019年公開)と今泉力哉監督の『愛がなんだ』(2019年春公開)が出品されることが決定した。

今年は世界109の国と地域、応募総数1829本の中から選び抜かれた16作品が上映されるこの部門。阪本監督は第28回のパノラマ部門に出品された『ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年』(15)以来の東京国際映画祭参加で、コンペティション部門は第19回の『魂萌え!』(06)以来12年ぶり。一方、今泉監督は昨年の特別招待作品に出品された『パンとバスと2度目のハツコイ』(17)に続いて2年連続での参加となり、コンペティション部門は初挑戦となる。

『半世界』は40歳を目前にした3人の男たちの視点を通じて「人生半ばに差し掛かった時、残りの人生をどう生きるか」という誰もが通る葛藤と、家族や友人との絆、そして新たな希望を描きだすヒューマンドラマ。主演を務めるのは昨年「新しい地図」として再スタートを切った稲垣吾郎。他に長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦らが共演する。

また、直木賞作家・角田光代の同名小説を原作にした『愛がなんだ』は、28歳のOLテルコを主人公に、完全なる一方通行の恋を描き出す可笑しくも切ないラブストーリー。10月から放送開始するNHKの連続テレビ小説「まんぷく」への出演も決定し、いま波に乗る若手女優・岸井ゆきのが主演を務め、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこら豪華キャストの共演に注目が集まっている。

例年世界各国から様々なジャンルの作品が日本にやってくるコンペティション部門。それらを迎え撃つこの2作品が、日本映画として13年ぶりの東京グランプリに輝くかどうか注目したい。その他の14作品は近日発表される。「第31回東京国際映画祭」は10月25日(木)から11月3日(土・祝)まで、六本木をメイン会場に開催される。

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