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歌手のシネイド・オコナー、突如改宗し差別的なツイートで物議!?

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歌手のシネイド・オコナー、突如改宗し差別的なツイートで物議!?

プリンスの楽曲「ナッシング・コンペアーズ・トゥ・ユー」を1990年にカバーし、世界的な大ヒットを飛ばしたシネイド・オコナー。美しい顔立ちに坊主頭の衝撃的なビジュアルも有名で、グラミー賞オルタナティブ・パフォーマンス部門での受賞歴もある“歌姫”だ。デビュー当時からカトリックへの過激な言動で物議を醸してきたオコナーだが、先月突然イスラム教への改宗を発表し、またも世間を賑わせている。

アイルランド出身のオコナーは1999年、キリスト教系の新興宗教団体の司祭職に就いたと報じられていたが、先月末にはイスラム教への改宗と改名をツイッターで発表。改名後は「シュハダ・ダヴィット」を名乗り、ヒジャブ(イスラム教徒の女性が頭に巻くスカーフ)姿になった動画を多数ツイッターに投稿している。

唐突な改宗も驚きを呼んだが、改宗後のオコナーが人種差別的な発言をツイートしたことが新たな騒動の火種となった。6日の投稿でオコナーは「私が言おうとしていることが人種差別的なのは、本当に申し訳ないわ。私自身、自分がこんな風に感じるとは思ってもみなかった」「だけど正直言って、もう二度と(非イスラム教徒の)白人とは一緒に過ごしたくない。どんな理由であれ、一瞬たりともね。(白人には)うんざりだわ」と発言。“非イスラム教徒”からはもちろんのこと、同志であるイスラム教の人々からも激しい非難を受ける結果となった。

両性愛者であるオコナーは、4回の結婚で4人の子供をもうけ、3人の女性との交際歴がある。長年にわたり精神面での問題を抱えているそうで、1999年には自殺未遂が報じられている。

2016年には、13歳の息子の親権を失った孤独を涙ながらに語るビデオをフェイスブックに投稿。動画の中で自殺をほのめかしたため、警察が緊急出動する事件もあった。シネイドの過去を知る世間の人々は、今回の発言も不安定な精神状態によるものと受け止めているようだ。

UK在住/シャオ

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