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東京国際映画際で『トロン レガシー』のスペシャルプレゼンテーション上映決定

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東京国際映画際で『トロン レガシー』のスペシャルプレゼンテーション上映決定

第23回東京国際映画祭(TIFF)特別招待作品に『トロン レガシー』(12月17日公開)の出品が決定。スペシャルプレゼンテーション上映されることになった。スペシャルプレゼンテーション上映とは、昨年、興行収入150億円を超えた『アバター』(09)が上映されて話題を呼んだ枠で、通常は完成作品を上映する。しかし、今回の『トロン レガシー』は完成版ではなく、フッテージ数十分の異例の上映となる。国際映画祭のスクリーンで上映するのにふさわしいと評価されたが故だろう。世界初公開の映像も含まれており、世界中から注目されることは間違いない。

撮影には、『アバター』(09)のジェームズ・キャメロン監督が開発したフュージョン・カメラシステムが使用されており、圧倒的なクオリティの高い映像を実現している。本作は、2008年のコミック・コンベンションで大絶賛を受け、制作がスタート。撮影は2009年にバンクーバー、ロサンゼルスなどで80日間かけて行われ、「『アバター』は過去のものになる」などの評価を観客に言わせるほどの、驚異的な作品となっている。

本作をドラマティックな展開で陶酔させたのは、ジョセフ・コシンスキー監督。アップルやナイキなどの革新的なコマーシャルを手がけてきた最先端の映像クリエイターが、映画の新たなるフロンティアを切り開く。主人公のサム役には『トロイ』(04)、『エラゴン』(03)にも出演した新進気鋭の若手俳優ギャレット・ヘドランド。サムの父ケヴィン役には、『クレイジー・ハート』(09)でアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ジェフ・ブリッジス。また、全編にわたってエレクトロニックミュージック界屈指のトップアーティスト、ダフト・パンクの音楽がフィーチャーされ、映画の枠を超えたセンセーションを巻き起こしている。3D上映のみとなるこの『トロン レガシー』、公開まで本当に待ち遠しい。【MovieWalker】

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