キングギドラは俳優3人が演じた!? ハリウッド版『ゴジラ』続編の監督が明かすこだわり

ハリウッド版“キングギドラ”の秘密とは？[c]2019 Legendary and Warner Bros. Pictures. All Rights Reserved.

14年にハリウッドで製作され、世界的なヒットを飛ばした『GODZILLA ゴジラ』。日本の”ゴジラ”のリブートでもある同作は、米レジェンダリー・ピクチャーズの製作による“モンスターバース”のオープニングを飾る作品としても注目された。その続編『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』(19年5月31日公開)が、いよいよ19年にベールを脱ぐ。モンスターバースとしては、『キングコング：髑髏島の巨神』(17)に続く第3作目で、20年には同シリーズの第4弾『ゴジラVSコング(仮題)』の公開も予定されているだけに、見逃せないところ。今度のハリウッド版ゴジラは、いったいどんな作品になるのか？　監督を務めたマイケル・ドハティに話を聞いた。

子供の頃からゴジラの大ファンで、日本版の「ゴジラ」シリーズもすべて見ているというドハティ監督だが、ハリウッド大作として製作される今回の作品を引き受けることにはプレッシャーを感じたとか。「熱狂的なファンが大勢いるからね。何より、僕自身がファンだし、そんな自分が許せる映画を撮らなくてはいけない。そういう意味では、自分に良いプレッシャーをかけながら映画を作ることができたと思う」と彼は語る。「もちろん、一般のファンの声もインターネットを通じて聞いたし、それをできる限り反映した。この映画の真の意味での成功は、興行的なものではなく、ファンを満足させることだと思っている。だから、ファンである僕も必死に取り組んだ」。