ヴァネス・ウーが魅せる！台湾版「F4」の10年に渡る固い絆

今月末にクランクイン予定の台湾ドラマ「拝金女王」で主演を務める予定だったジェリー・イェンが、胃炎による急な体調不良のために惜しまれつつもドラマを降板。その代役を引き受けたのが、ジェリーと同じ台湾版「F4」のメンバー、ヴァネス・ウーだった。

昨年、台湾ドラマ史上歴代2位の視聴率を記録した、記憶を喪失した青年と彼の元恋人であるシングルマザーとのラブストーリー「秋のコンチェルト」(10月6日DVD-BOX1発売)に主演し、絶大な支持を集めるヴァネス。ドラマのヒットもあって多忙を極めた彼だが、自身の俳優デビュー作である「流星花園 花より男子」で同じ「F4」メンバーとして活躍したジェリーの危機にじっとしていられなかったのだ。そんなヴァネスの男気に感動したジェリーも、病気の痛みを押してドラマ製作発表会にサプライズで登場し、親友に花束を贈った。予想外の事態に驚くヴァネスだったが、その顔は嬉しさにあふれ、笑顔を見せつけられた取材陣の心も思わずほっこりしたという。

日本の人気コミックを日・韓・台でドラマ化した「花より男子」だが、「F4」としてユニットを組んで活動するのは台湾版の彼らのみ。ここ数年はソロ活動がメインになっており、事実上の活動休止状態だったが、その人気は今も絶大だ。結成10周年を迎える来年の旧正月にはヴィック・チョウ、ケン・チュウも合流し、オリジナルメンバーで復活する(!?)という噂も出ていて、ファンの期待も高まるばかりだ。たとえ噂に過ぎなかったとしても、彼らの絆は永遠に途切れることはない。ファンの夢もいつかきっと叶うはずだ。【トライワークス】