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クリスティーナ・アギレラ、来日会見で「シェールは毎朝ハグしてくれた」

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クリスティーナ・アギレラ、来日会見で「シェールは毎朝ハグしてくれた」

グラミー賞5部門の受賞歴を持つ歌姫、クリスティーナ・アギレラの初主演映画『バーレスク』(12月18日公開)の来日記者会見が12月6、ザ・ペニンシュラ東京で開催。アギレラをはじめ、共演のキャム・ギガンデット、クリスティン・ベル、スティーブン・アンティン監督が登壇し、それぞれが素晴らしかったという現場を語った。

アギレラが扮するのは、スターを夢見て単身ロスへ向かい、エンターテインメントクラブ・バーレスクで歌とダンスの才能を開花させるヒロインのアリ。バーレスクの女主人テス役で、オスカー女優のディーバ、シェールも貫禄の存在感を見せている。キャム・ギガンデットは、アギレラと出会うバーテンダーのジャック役、クリスティン・ベルはバーレスクの看板スター、ニッキ役に扮した。

3年半ぶり7回目の来日となったアギレラ。シェールとの共演について「シェールは楽しい人だから、ここにいないのが残念よ。今回(女優としては)新人でよくわからなかった私にとても温かく接してくれたの。毎朝私をハグしてくれたし、彼女はとても正直な方で、褒めてくれた時はそれが本心だとわかるの。彼女からは多くのことを学んだわ」と笑顔で語った。

アンティン監督もシェールについて、「みんなにインスピレーションを与え、各シーンのレベルを上げてくれたよ」と絶賛。クリスティン・ベルは、シェールとアギレラと共演した感想を興奮気味にこう語った。「撮影環境が素晴らしかったわ。ふたりの偉大な女性を見ていること自体が楽しかった」。キャム・ギガンデットも「アギレラは華麗なアイコンだけど、今回はそうでない素顔の彼女を見られて感激したよ」と語った。

また監督は、女優としてのアギレラをこう評価した。「クリスティーナは歌手としての才能はすごいが、女優としての演技は今回が初めてだった。でも毎回シーンを撮るごとに、彼女はホームランを打つんだ。これほどどんどん上達していく女優を僕は見たことがない。最後にはシェールやスタンリー・トゥッチたちと堂々渡り合っていたんだから」。

ゴージャスなショウビズ界を舞台に繰り広げられるドラマティックなサクセスストーリー『バーレスク』。アギレラとシェールという新旧のディーバが繰り広げるステージのシーンはまさに圧巻だ。それだけではなく、新進女優としてのアギレラの演技も楽しみに是非劇場で観賞してほしい。【Movie Walker/山崎伸子】

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