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あの「赤ずきん」がファンタジー大作となってスクリーンに登場

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あの「赤ずきん」がファンタジー大作となってスクリーンに登場

おとぎ話を題材にしたファンタジー映画は、これまでにも数多く作られてきた。最近の作品なら「不思議の国のアリス」を題材にした『アリス・イン・ワンダーランド』(10)の大ヒットも記憶に新しいところだが、今年はさらなるファンタジー大作が公開される。それが6月公開予定の「赤ずきん」を題材にした『レッド・ライディング・フッド(原題)』だ。

赤いずきんを被った、赤ずきんと呼ばれる女の子が、おつかいを頼まれてお婆さんの家に向かう。しかし、お婆さんは狼に食べられてしまっていて、赤ずきんもお婆さんに化けていた狼に食べられてしまう。満腹になって寝入っている狼のところに猟師が通りがかり、腹の中からふたりは助け出され、狼は退治される、というのが「赤ずきん」の大まかなストーリー。

一方、『レッド・ライディング・フッド』は、主人公の少女・バレリーが、村でよそ者扱いされている謎の青年・ピーターと恋に落ちるところから物語が始まる。やがて彼女は、村を囲む森には人狼が住んでいて、村人たちはこの人狼に生け贄に捧げることで平和を保ってきたことを知らされる。そんなある夜、人狼は突如協定を破り、村人たちを襲うようになる。犠牲者が続々と増えるにつれ、バレリーは、人狼の正体はピーターではないかと疑うようになる。まるで『トワイライト』シリーズを彷彿とさせる、人間の少女と人ならざる存在との恋を主軸にした物語になっている。

ちなみに本作の監督は『トワイライト 初恋』(08)を手がけたキャサリン・ハードウィック。そして主人公・バレリーを演じるのは、あの『マンマ・ミーア』(08)で可憐な歌声を披露したアマンダ・サイフリッド、人狼ハンターのソロモン神父を演じるのは『ハリー・ポッター』シリーズをはじめ、様々な映画に出演する名優ゲイリー・オールドマンという、豪華な顔ぶれになっているのも本作の魅力の1つだ。二大ファンタジー大作の監督と俳優、さらに大ヒットミュージカル映画の女優が集結し、どういった化学反応を見せてくれるのか今から大いに期待しておきたい。【トライワークス】

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