ゴールデングローブ賞ベストドレッサーは?今年のトレンドはグリ-ン!

映画ニュース

ゴールデングローブ賞ベストドレッサーは?今年のトレンドはグリ-ン!

現地1月16日、第68回ゴールデングローブ賞授賞式が開催された。アカデミー賞に次ぐ、映画界のビッグイベントでは誰が受賞するかはもちろんのこと、ゴージャスなドレスに身を包んでレッドカーペットを歩くセレブたちのファッションもお楽しみの1つだ。今年のトレンドは、ずばりグリーンだった。

Dr.コパによればグリーンは今年のラッキーカラーだが、さすがに縁起を担ぐハリウッドセレブとて、それが理由ではないだろう。エコロジーを意識したのかは定かでないが、グリーンはレッドカーペットに映える色にもかかわらず、これまでは意外とこの色のドレスを着るセレブは少なかった。

しかし今年はなんと、アンジェリーナ・ジョリー(アトリエ ヴェルサーチ)、ミラ・クニス(ヴェラ・ウォン)、エリザベス・モス(ダナ・キャラン)、そして咽頭ガンを克服し、助演男優賞にノミネートされたマイケル・ダグラスに付き添った妻のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ(モニーク・リュイリエー)が、それぞれ形の違うグリーンのドレスで一際華やかにレッドカーペットを彩り、ピープル誌は長袖のラメ入りの鮮やかなグリーンのドレスを身にまとったアンジェリーナ・ジョリーをベストドレッサーに選んでいる。

アンジーといえば、これまで黒のドレスを中心とした地味な色のドレスを着ることが多かったせいか、これまでの暗く沈んだ気持ちが明るくなった証拠だとの分析もあるほど。とにかくメディアの注目が一気に集まっており、蝶ネクタイ姿のブラッド・ピットとアンジーは、まさにハリウッドのキング&クイーンという貫禄だった。

続く2位は、夏に第1子を出産予定のナタリー・ポートマン。妊婦用ドレスのデザインは難しく、デザイナー泣かせだそうが、まだお腹の膨らみもあまり目立たないせいか、胸の中央に赤いバラをあしらったヴィクター&ロルフのピンクのドレスと、ゴージャスなティファニーのネックレスは、主演女優賞を受賞したナタリーのためにデザインされた素晴らしいファッションとの高い評価を得ている。

3位は、キャリー・アンダーウッドが身にまとったバッジェリー・ミシュカのヌードカラーのラメ入りドレス。ヌードカラーもグリーンに次いで今年の同賞のトレンドカラーになっているようだ。

以下、4位は、エバ・ロンゴリアの黒のザック・ポーゼンのドレスで、離婚や破産など災難が相次いでいるエバが、黒のドレスを選ぶのは極めて自然の心理だと分析している。そして5位は、キャサリンの深緑のドレス、6位は二コール・キッドマンのプラダのクリーム色のドレス、7位はアン・ハサウェイの、背中が大胆に開いたスパンコール付きの長袖のアルマーニのオレンジ・ゴールドドレス、8位は、サンドラ・ブロックのジェニー・バッカムのヌードカラーのドレス、9位はエイミー・アダムスの紺色のマルケッサのドレス、10位はリー・ミシェルのオスカー・デラレンタのサーモンピンクのドレスと、ニューヨークのデザイナーのドレスに軍配が上がった。

何歳になっても抜群のプロポーションを保つヘレン・ミレンが、レッドカーペットで身に着けている宝石がちりばめられたネックレスについて、「これは1600万ドル(約1億2000万円)もするカルティエのネックレスなのよ」と暴露しているが、とにもかくにもハリウッドはゴージャスだ。【NY在住/JUNKO】

作品情報へ

関連記事