ロバート・ダウニーJr.がアイアンマンになった理由が明らかに…『アベンジャーズ/エンドゲーム』特別映像が到着

2009年に製作された『アバター』が樹立した、全世界歴代興行収入ランキング1位を塗り替え首位を獲得し、日本でも国内興行収入が7日間で30億円を突破し、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)の興行収入をわずか10日間で抜くという、驚異の大ヒットとなった『アベンジャーズ/エンドゲーム』がMovieNEXで9月4日(水)に発売され、先行デジタル配信は8月7日(水)から開始する。このたび、MovieNEXに収録されるボーナス映像のなかから、MCUのすべての始まりであるロバート・ダウニーJr.が“アイアンマン”としてキャスティングされた秘話が明かされる、貴重な映像の一部が公開された。

本作は最凶最悪の敵“サノス”によって失われた人類の半分となる35億の人々と、“アベンジャーズ”の仲間を取り戻すため、1400万605分の1という大逆転の確率に希望を託し再び集結したアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーたちが“いまはここにいない”仲間のために、最後にして最大の逆襲をくり広げる姿を描く。

公開された特別映像では、『アイアンマン』(08)の監督を手掛けたジョン・ファヴローが、「彼のキャリアは素晴らしかったし、準備が整っていると思ったんだ。大きなことに挑戦する準備がね」と、当初からロバート・ダウニーJr.を起用することを念頭に置いていたことを明かすインタビューが展開される。しかし、それでも即決とはいかず、「スクリーンテストを提案した」と語るのは、数々のMCU作品でキャスティング・ディレクターを務めてきたサラ・フィン。サラの提案により行われたスクリーンテストの貴重な様子とともに堂々たる演技を見せるダウニーJr.は「信じられないほどの高揚感だったよ。大きな競技場で戦う前の選手のような気分だ。気絶するか大成功かどっちかさ」と感慨深く当時を振り返っている。

テストを見たサラ・フィンは、「上機嫌だけどすごく落ち着いた様子」と語り、さらに「まさに魔法よ！キャスティングの私や(マーベル・スタジオ代表の)ケヴィン(・ファイギ)やジョン(・ファヴロー)、全員があの瞬間を待っていた。“これこそアイアンマンだ”と思ったわ」と、その場にいた全員が確信を得たことを語っている。そして、キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスは別のインタビューで、「初期のころには、僕やクリス・ヘムズワースのような、これほどスケールの大きい映画にはじめて挑戦する人たち全員をまとめあげ、みんなが同じ方向に向かっていけるようにしていたんだ」と振り返り、MCU作品にとって彼の存在がとても大きなものであったことを語る。

あわせて、ソー役のクリス・ヘムズワースも「ロバートは真のリーダーとして道を先導してきた。11年間こうして成功を続けてきているのに、彼の態度が昔とまったく変わらないのが素晴らしいよ」と絶賛するなど、まさにロバート・ダウニーJr.はMCUシリーズの“ゴッドファーザー”と言える存在であったことをコメントし、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギも、「もしもロバート・ダウニーJr.がいなかったらMCUは存在していない」と言い切っており、彼のキャスティングがすべての始まりだったことを物語るファン垂涎の映像となっている。

また、MovieNEXの初回限定版にしか付属しないボーナス・ディスクには、解禁した映像のほかにも、“スタン・リーの功績”をはじめ、製作の舞台裏や未公開シーン、ファン必見の貴重映像などを多数収録するなど、注目せずにはいられないものとなっている。くわえて、公式サイトでは「今すぐアッセンブル！“We love you 3000”ルッソ監督へ届けこの想い！キャンペーン」が実施中。『アベンジャーズ/エンドゲーム』に感じた想いや熱いメッセージをアベンジャーズ公式Twitterに投稿すると抽選でオリジナルグッズなどがプレゼントされる企画となっているので、この機会をお見逃しなく。

史上最高のヒット作にして最大の決戦がついに自宅やスマホでも体感できることになり、ますます目が話せない本作。アベンジャーズの戦いは、まだまだ終わらない！

文/編集部