“超実写版”の映像美と心に響く名曲の数々!『ライオン・キング』クリップ映像を一挙公開|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
“超実写版”の映像美と心に響く名曲の数々!『ライオン・キング』クリップ映像を一挙公開

映画ニュース

“超実写版”の映像美と心に響く名曲の数々!『ライオン・キング』クリップ映像を一挙公開

全世界で『美女と野獣』(17)や『アラジン』(公開中)を超える大ヒットを記録している『ライオン・キング』が8月9日、ついに日本公開を迎えた。実写もアニメーションも超えた圧巻の“超実写版”映像が早くも大きな話題を集めている本作に、さらなる彩りを与えているのは劇中に流れる名曲の数々。その楽曲と本編映像の両方を堪能できるクリップ映像を一挙に紹介していきたい。

ティモン&プンバァが「ハクナ・マタタ」を陽気に歌いあげる!
ティモン&プンバァが「ハクナ・マタタ」を陽気に歌いあげる![c]2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

まずはオリジナル版アニメーションの中でも絶大な人気を誇るアップテンポな楽曲「ハクナ・マタタ」だ。この楽曲を歌うのは“ティモプン”の愛称で親しまれる人気コンビ、陽気なミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァ。プレミアム吹替版でこの“ティモプン”の声を担当しているのは、個性派俳優として様々な映画、ドラマで活躍する佐藤二朗と、人気急上昇中のお笑いコンビ、ミキの亜生。

クリップ映像に収められた歌唱シーンには、佐藤が担当するプンバァとその相棒のティモンが、シンバと初めて出会う重要なシーンが収められている。曲名の「ハクナ・マタタ」とはスワヒリ語で「くよくよするな」という意味。父ムファサを失い王国を追放されたシンバは、この出会いと歌によって深い悲しみから癒され、新たな世界で成長していくことになる。

ディズニー・アニメーションの名作が、最先端の映像技術で現代によみがえる
ディズニー・アニメーションの名作が、最先端の映像技術で現代によみがえる[c]2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

続いては子ども時代のシンバが歌う「王様になるのが待ちきれない」。幼少期のシンバが偉大な父ムファサに憧れ、はやく王になりたいと夢見る純粋無垢で無邪気な心情がつづられた歌詞と、弾けるようなメロディで、ファンの中でも特に人気の高い楽曲だ。クリップ映像の中に収められている、やんちゃで好奇心旺盛なシンバが美しい王国を駆けめぐる様子は、“超実写版”だからこそ実現できた瑞々しさにあふれたシーンと言えるだろう。

ちなみに“プレミアム吹替版”で子ども時代のシンバの声を担当したのは、11歳とは思えないほどの圧倒的な歌唱力を持つ熊谷俊輝。ハイトーンかつ透明感のある歌声でシンバの無邪気さを表現。シンバの幼なじみであるナラの子ども時代の声を担当した小林星蘭と共に、2人の若き才能の抜群のコンビネーションにも注目してほしい。

【写真を見る】これが“超実写版”の映像美!愛らしいシンバが美しい王国を駆け回る
【写真を見る】これが“超実写版”の映像美!愛らしいシンバが美しい王国を駆け回る[c]2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

そして成長したシンバの声を担当した賀来賢人と、同じく成長したナラの声を担当した門山葉子が歌いあげる「愛を感じて」。アニメーション版では第67回アカデミー賞歌曲賞と第52回ゴールデン・グローブ賞主題歌賞をダブル受賞するなど、『ライオン・キング』を象徴する名曲として語り継がれるこの楽曲。映画公開前に解禁されたクリップでは、シンバとナラが再会を果たす美しいシーンでこの楽曲が響き渡り、大きな話題を集めていた。

そして今回新たに、賀来と門山が歌う姿が収められたMVも到着。本作で吹替えに初挑戦した賀来は「シンバとナラの愛の表現が本当に素敵でした」と収録を振り返り、「ただ綺麗に歌えばいいということでもなくて、その中にもドラマがあるので、迷いや心の葛藤を歌で表現するのはとても難しかった」とコメント。シンバの心の葛藤を繊細に表現することを心がけた賀来の想いによって、往年の名曲がさらなる輝きを放っている。

全世界興収で『美女と野獣』を超えた!『ライオン・キング』は大ヒット公開中
全世界興収で『美女と野獣』を超えた!『ライオン・キング』は大ヒット公開中[c]2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

これら名曲の数々と、まるで映画の世界に入り込んだような体験ができる驚異の映像美。そして実写版『ジャングル・ブック』(16)などで知られるジョン・ファブロー監督が込めた、新たな“サークル・オブ・ライフ”のメッセージ。この夏休みには家族や友だち、恋人など大切な人たちと一緒に映画館に足を運び、壮大で美しい“キング・オブ・エンターテインメント”の世界を余すところなく味わってほしい!

文/久保田 和馬




関連作品