「クィア・アイ in Japan!」で来日したファブ5を直撃!「日本の人はもっと自分を愛して」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
「クィア・アイ in Japan!」で来日したファブ5を直撃!「日本の人はもっと自分を愛して」

インタビュー

「クィア・アイ in Japan!」で来日したファブ5を直撃!「日本の人はもっと自分を愛して」

ファビュラスなゲイの5人組、“ファブ5”が自信を失った人たちを大改造して、魅力的に生まれ変わらせるNetflixの人気リアリティ番組「クィア・アイ」。11月1日(金)より配信が開始されるスペシャルシーズンの舞台はなんと日本!ガイド役の水原希子、特別ゲストの渡辺直美とともに日本の依頼者たちを勇気づけていく。

水原希子、渡辺直美も登場!日本の悩める人たちをファブ5が大改造
水原希子、渡辺直美も登場!日本の悩める人たちをファブ5が大改造Netflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ in Japan!」 11月1日(金)独占配信開始

今年2月、この「クィア・アイ in Japan!」の撮影のために来日したファブ5が活動の拠点をとしているベース基地の古民家に伺い、彼らに日本文化に触れた印象と、日本の依頼者について聞いてみた。

奥ゆかしい雰囲気の古民家にお邪魔すると、フード&ワイン担当のアントニ、インテリア担当のボビー、美容担当のジョナサン、カルチャー担当のカラモ、そしてファッション担当のタンが番組と変わらないハイテンションで出迎えてくれた。

「日本人はなにに対しても、とにかく敬意を持って向き合う」(ボビー)

――今回は日本が舞台のスペシャルシーズンですが、日本での撮影はどうですか。

ボビー・バーク(以下:ボビー)「日本での撮影はすばらしかったよ!言葉の壁があるからうまく意思の疎通ができないんじゃないかと心配していたんだけど、そんなことはまったくなかった。通訳が実にすばらしくて、僕たちの想いをきちんと汲み取って依頼者伝えてくれたんだ。日本の撮影スタッフは本当に優秀。アメリカに連れて帰りたいくらいさ(笑)。日本の“ヒーロー(依頼者)”たちもみんな最高だったよ!」

タン・フランス(以下:タン)「日本人のクリエイティブなところがすごく気に入って、大好きになりました!彼らのスタイルは、僕たちにとってだけでなく、彼ら同士にとってもすごくユニークなんです。いろんなスタイルをあれこれ試すので、同じファッションを何度も見かけることはあんまりなかったです。自分たちの文化圏や国の中でもすごくユニークで、遊び心があるところが好きです」

日本のファッションに感動!?アントニとタンが原宿スタイルに
日本のファッションに感動!?アントニとタンが原宿スタイルにNetflixオリジナルシリーズ「クィア・アイ in Japan!」 11月1日(金)独占配信開始

アントニ・ポロウスキ(以下:アントニ)「料理に関して、日本でお気に入りの一品が新しくできたんだ。銀座久兵衛に行く機会があって、もちろん魚も凄く新鮮で最高に美味しいし、その下ごしらえも含めてすばらしかったんだけど、間に出された箸休めに驚いた。2切れの大根の薄切りに、ちょっと梅のソースが掛かっていて、紫蘇の葉と胡麻でいただいたんだけど、なんでこれを自分で思いつかなかったんだろう!と悔しくなるくらい、完璧な一品とはこうあるべきという条件をすべて満たした一品だった。それを出した時の板前の誇りに満ちた表情も忘れられない。それが、日本人の食に対する審美眼と敬意を完璧なまでに象徴していると思った。和食に限らず、異国料理を取り入れることに関してもそう。なにをするにも日本はその道をとことん極めている。僕はその心構えをアメリカに持ち帰って、ずっと忘れないでいたいと思うよ」

日本スタイルで料理をするアントニがイケメンすぎる
日本スタイルで料理をするアントニがイケメンすぎる画像はAntoni Porowskiさん(@antoni)公式Instagramのスクリーンショット

ボビー「いまのアントニの話に出た“敬意”のという言葉が一つ鍵になると思うんだけど、日本人はなにに対しても、とにかく敬意を持って向き合う。お互いに対してもそうだし、環境や自分たちが住む街に対してもそう。間違いなく世界一清潔な街だ。日本の人があらゆるものに対して敬意を持っているところが僕は大好きだ」

カラモ・ブラウン(以下:カラモ)「僕は今回、日本の文化を世界中の人たちに知ってもらえることがただただうれしい。というのも、ボビー以外、これまで日本の文化に触れたことがあまりなかった。実際来てみて、日本の人々、日本食、すべてが大好きになった。だから世界中の人たちがこれを見て日本に来たいと思うんじゃないかな」

ジョナサン・ヴァンネス(以下:ジョナサン)「もう、とにかく日本に夢中で、本シーズンがどうなっちゃうかわからなかった。唯一ショックだったのは、日本にいる間に紀平梨花選手に会えなかったこと…。彼女、ヤバいでしょ!あのトリプル・アクセル、トリプル・トーループ。あり得ないから!もう、スゴ過ぎ!」

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