ハッピーハロウィン!DVD&動画配信でーた「本当に怖い映画100本 Vol.2」第1位~第5位
「あなたにとって最も怖い映画を教えてください」――――。
2014年8月に「シネマニア100 本当に怖い映画100本」を発売してから5年余。その間、さまざまな新作ホラーがつくられ、名作と呼ぶに相応しい作品も数多く生まれた。
「今、改めてアンケートをとったら一体どんな結果が出るのだろう」
そんな素朴な疑問から「本当に怖い映画100本 Vol.2」の企画をスタート。映像エンターテインメント情報誌「DVD&動画配信でーた」2019年2月号~9月号にて複数回にわたって実施した読者アンケートを集計した結果が、このTOP100ランキングだ。
映画ファンが、新たに名作と認定した“怖い映画”は?変わらず愛され続けているオールタイム・ベストは?TOP100のうち、上位30位までをご紹介!(全100作品は現在発売中の「シネマニア100 本当に怖い映画100本 Vol.2」でチェック!)
第1位 『リング』
『らせん』との2本立てで全国公開されるや大ヒットし、Jホラー・ブームの口火を切った記念碑的作品。貞子がTVからはい出てくるクライマックスは、鈴木光司の原作小説にはないオリジナルのアイデアで、貞子の奇怪な動きを視覚化するためフィルムを逆回転させたという。貞子(=サマラ)が瞬間移動で迫ってくるハリウッド・リメイク『ザ・リング』と比べると、日米の恐怖演出の違いが明白で面白い。
第2位 『エクソシスト』
第46回アカデミー賞10部門の候補になり、70年代オカルト・ブームを呼んだ名作。12歳の少女リーガンに憑依した悪魔と神父2人の死闘を描く。リアリティ重視の演出と俳優陣の一級の演技が重厚な恐怖感を生み、マイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」の神秘的な旋律も耳にまとわりつく。BDは“スパイダー・ウォーク”が観られるディレクターズ・カット版と劇場公開版のW本編。
第3位 『シャイニング』
かつて忌まわしい惨殺事件が起こったホテルを舞台にした超常現象ホラー。一種の幽霊屋敷ものとも言えるが、広大な空間に響くタイプライターの音、エレベーターから流れる大量の血のイメージなどが、冷徹に研ぎすまされた“美しき狂気”の世界に観る者を誘う。原作者スティーヴン・キングはその出来栄えを酷評したというが、多くの映画人から絶大な支持を得ている。
第4位 『チャイルド・プレイ』
秘術によって連続殺人鬼の邪悪な魂が宿った人形“チャッキー”が暴れまくるオカルト・ホラー。CGとはひと味違うアナログな動きや、殺人の際に残忍な顔へ変貌して口が悪くなる様はかわいくも薄気味悪い。さらに続編では、凶行の傍ら恋人や子供をもうけるなど愛らしい一面も。2019年公開のリブート版ではAI=人工知能を搭載し、スマートフォンを使うなど現代的にアレンジされた。
第5位 『ヘレディタリー/継承』
第34回サンダンス映画祭で“現代ホラーの頂点”と称賛された戦慄ホラー。亡き祖母の忌まわしい遺産に、家族4人が翻弄される。母への愛憎を抱く娘が幾度も恐怖に顔を歪ませる姿や、末娘の定まらない視点、舌を打ち鳴らす不快な音がスリルを増大。「本作は家族ドラマだ」と語る監督&脚本を務めたアリ・アスターは、新人ながら一躍第一線へ躍り出た。BD&DVDには未公開シーンを収録。
(第6位~第10位に続く)
【DVD&動画配信でーた編集部】
2019年10月31日(木)発売
定価:本体1500円(税別)
[c]2019 ムービーウォーカー
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