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【ネタバレ注意】『IT/イット』完結編の秘密を公開!原作者らのカメオ出演や“隠れペニーワイズ”も

コラム

【ネタバレ注意】『IT/イット』完結編の秘密を公開!原作者らのカメオ出演や“隠れペニーワイズ”も

※以下の記事は、一部本編の核心に触れる内容を含みます。鑑賞前の方はご注意ください。

映画に隠された数々の秘密が解禁!
映画に隠された数々の秘密が解禁![c]2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

公開4日間で興行収入5億円を突破し、現在大ヒット公開中の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』。闇に巣食うモンスター、ペニーワイズの恐怖とそれに立ち向かうルーザーズ・クラブの仲間たちの絆とドラマに前作以上の絶賛が集まっている本作だが、このたびアンディ・ムスキエティ監督が本作の秘密について語る“謎解き”インタビューを入手。本作に隠されたその4つの秘密を紹介していきたい。

テレビドラマ版の俳優も!豪華カメオ出演に注目

小道具を手にするアンディ・ムスキエティ監督
小道具を手にするアンディ・ムスキエティ監督

世界中で大ヒットを記録し、“ホラー版『スタンド・バイ・ミー』”と称された前作から2年。完結編となる本作では、前作のラストで固く誓った約束を果たすため、27年ぶりにルーザーズ・クラブの仲間たちが集まり、再び“それ”と対峙する予測不能のストーリーが繰り広げられる。

まず、本作には多くのカメオが出演していると語るムスキエティ監督。スティーヴン・キングやグザヴィエ・ドランが出ていると語り、続けて1990年のテレビドラマ版で子ども時代のベンを演じたブランドン・クレーンが出演していることも明かす。「ファンへのサービスだよ」と語る監督だが、クレーンが出演するのは、本作で大人になり建築家として活躍するベンが出席している建築会議のシーンだと言い、新旧ベンの共演が果たされるという粋なキャスティングを実現させた。

また、「僕は薬局のシーンに出ている。素晴らしいパフォーマンスだよね(笑)」と子どものような笑みを見せる。

実は前作では編集の都合上カットされてしまったそうで、完結編の撮影では「今度はカットさせない。ずっとここに立ってるぞ!」と宣言したとのこと。さらに、姉でありプロデューサーのバルバラ・ムスキエティは、ベンがデリー高校に戻るシーンで木の下にいる高校生役として出演。さらにムスキエティ監督は『ペーパー・ムーン』(74)の大ファンということで、ピーター・ボグダノヴィッチ監督にも出演をオファー。撮影スタジオのシーンで監督を演じている。

原作者のスティーヴン・キングが出演!

大人になったルーザーズ・クラブの面々
大人になったルーザーズ・クラブの面々[c]2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

そしてなんと本作では、原作者であるスティーヴン・キングの出演が実現。「彼はとてもおもしろい人で、とても尊敬しているよ」と語るムスキエティ監督。前作を気に入ってくれたキングはムスキエティ監督のビジョンを後押ししてくれたと言い、撮影にも積極的だったそう。このたび解禁された映像内では、劇中でキングがデリーにある中古店の店主として登場するシーンが収められており、どのような役どころでルーザーズ・クラブのメンバーたちと関わるのか、ぜひスクリーンで確認してほしい!

見つかった?隠れペニーワイズ

隠れペニーワイズが至る所に!?
隠れペニーワイズが至る所に!?[c]2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

また、本作には隠れミッキーならぬ<隠れペニーワイズ>の存在も。前作では、ベンの傷を治療しているシーンにペニーワイズの絵が一瞬映り込んだり、リッチーが迷い込むピエロ人形の間にテレビドラマ版のペニーワイズが隠れているなど<隠れペニーワイズ>が登場していたが、本作ではスタンリーのお風呂のシーンにペニーワイズを連想させるあるパターンが隠されていると語る監督。また、ペニーワイズに甘い言葉を囁かれてしまう少女ヴィッキーがホタルを追いかけるシーンも注目ポイントだと明かす。「人間の目はホタルを追ってしまうけど暗闇を見るとペニーワイズの存在に気づく。彼は隠れているんだ」と、人々が光るものを追ってしまう心理を逆手に取って、暗闇になにかを隠したことを明かしている。


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