100億円超えは何作?2010年代、興収ベスト30の映画をランキングで一挙振り返り!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
100億円超えは何作?2010年代、興収ベスト30の映画をランキングで一挙振り返り!

コラム

100億円超えは何作?2010年代、興収ベスト30の映画をランキングで一挙振り返り!

昨年12月26日時点の興行通信社の情報をもとに2010年代に日本公開された作品の興行収入のベスト30を一気に発表。100億円超えは何作あるのか?果たして1位はどの作品なのか?早速チェックしていきたい!

公開中の『アナ雪2』も!30位〜21位の顔ぶれはこんな感じ!

30位には伊藤英明主演で海上保安庁の若き潜水士たちの活躍の様子を描く人気シリーズ第4作目『BRAVE HEARTS 海猿』(12)が、興収73.3億円で滑り込み。2012年公開作品ではトップとなる成績だった。

完結作が絶賛公開中の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
完結作が絶賛公開中の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』TM & [c] Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved

29位には『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(公開中)の一つ前の作品となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)が、75億円でランクイン。「SW」シリーズの公開ラッシュで伸び悩んだ感も否めず、『ファントム・メナス』(99)以降のスピンオフを除くシリーズではもっとも低い興収となっている。

28位に入ったのは、76.3億円をあげたディズニーの『ズートピア』(16)。肉食動物と草食動物たちが共存する大都会での暮らしぶり描いた本作は、それぞれの動物の特性を活かした描写や社会性の強いメッセージも話題に。続編が進行中という報道も出ており、動向にも注目だ。

27位は、人気ゲームを原作とするアニメの劇場版1作目『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』(14)が78億円でランクイン。前売り特典の妖怪メダルを求め、徹夜で長蛇の列ができたり、ネットオークションで高騰したりと、一大旋風を巻き起こした。

26位には「海猿」シリーズの第3弾『THE LAST MESSAGE 海猿』(10)がランク入り。前作『LIMIT OF LOVE 海猿』(06)の後に続編を希望する署名運動が起こり、テレビドラマを経ての劇場版3作目となるなどの経緯も話題を集めた本作は、シリーズ初の3D作品であり、それも好調の要因となったようで、80.4億円を記録した。

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』もヒット!
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』もヒット![c] 2018 Universal Studios. All Rights Reserved.

25位には、人気シリーズ第5弾となった『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18)が80.6億円でランクイン。さらなる続編の公開が2021年に控えており、『炎の王国』の直後を描いた約8分の短編『ジュラシック・ワールド バトル・アット・ビッグロック』が、昨年末にCS映画専門チャンネル ムービープラスで初放送されたことも話題に。

『シン・ゴジラ』は82.5億円の興収を叩き出した
『シン・ゴジラ』は82.5億円の興収を叩き出した[c]2016 TOHO CO.,LTD.

24位に入ったのは82.5億円という成績を残した『シン・ゴジラ』(16)だ。『ゴジラ FINAL WARS』(04)以来約12年ぶりの日本製作のゴジラ映画であり、庵野秀明が総監督を務めることなど公開前から大きな注目を集め、公開後も、ゴジラの形態変化や早口のセリフまわしなど、オリジナリティあふれるポイントが話題となった。

『アナと雪の女王2』はどこまで記録を伸ばすのか?
『アナと雪の女王2』はどこまで記録を伸ばすのか?[c]2019 Disney. All Rights Reserved.

23位には、現在公開中の『アナと雪の女王2』が公開して1か月ほどにも関わらずランクイン。公開開始10日で興収40億円突破というディズニー・アニメーション&ピクサー・アニメーション・スタジオ史上最速記録を更新した。12月22日付では82.8億円だが、どこまでその記録を伸ばすことになるのか?今後の伸びも気になるところ。

22位には「ドラえもん」を山崎貴監督が3DCGで映画化した『STAND BY ME ドラえもん』(14)がランクイン。“ドラ泣き”というフレーズや、秦基博が歌う「ひまわりの約束」もヒットを記録したことも記憶に新しいことだろう。興収83.8億円という成績を残した本作は、『STAND BY ME ドラえもん 2』として2020年8月7日(金)に公開される。

21位は同じく、山崎貴監督が同名ベストセラー小説を映画化した『永遠の0』(13)の名前が。公開から8週連続で動員ランキング1位を守り続けるロングヒットを記録し、14年の邦画興収で第1位となる最終興収87.6億円を記録した。山崎監督は22位の『ドラえもん』と合わせて興収171億円という数字を叩き出したことに。


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