新年一発目は100億円超えの『アナ雪』が首位を奪還!世界記録も樹立|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
新年一発目は100億円超えの『アナ雪』が首位を奪還!世界記録も樹立

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新年一発目は100億円超えの『アナ雪』が首位を奪還!世界記録も樹立

2020年を迎えて最初の週末であり、多くの人にとってはお正月休みのラストとなった1月4・5日の週末動員ランキングは、『アナと雪の女王2』が公開7週目にして再び首位に返り咲いた。

アニメ記録歴代1位を樹立!『アナ雪2』が前作超え!

新年1発目のランキングを制したのは『アナと雪の女王2』
新年1発目のランキングを制したのは『アナと雪の女王2』[c]2019 Disney. All Rights Reserved.

土日2日間で動員38万2000人、興収4億9600万円をあげ、首位を奪還した『アナと雪の女王2』。大みそかの12月31日に100億円を突破すると、累計では動員882万人、興収112.9億円を記録し、日本歴代興収ランキングでも25位に入っている。冬休みということで家族そろって鑑賞したという人も多かったようだ。

全世界興収では、これまですでに13億2500万ドル(約1458億円)を記録しており、前作『アナと雪の女王』(13)が打ち立てた歴代アニメの興収記録12億8100万ドル(約1409億円)を優に突破。現段階での北米興収は約4億5000万ドルで、それ以外の地域では、中国が1位で1億1800万ドル、2位に日本の1億380万ドル、3位に韓国の9600万ドル。4位はイギリス、5位はドイツとなっており、世界的に見ても日本での人気が抜群に高いことがわかる。今後もどこまでその記録を伸ばすのだろうか?

『SW』と『寅さん』であの頃を懐かしむ声が多数

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は公開16日目で興収50億円を突破!
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は公開16日目で興収50億円を突破![c]2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

公開から2週連続で首位を守った『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、土日2日間で動員31万9000人、興収4億8900万円をあげ2位にランクイン。順位を一つ落としたものの、累計では3週目にして、動員347万人、興収52億円を稼ぎだすヒットに。世界興収でも9億1800万ドル(約1009億円)を突破している。また1〜3日では、興収9.4億円、動員65万6,800人をあげ、令和初の正月映画No.1作品となった。

3位には、先週から1つ順位を上げた『男はつらいよ お帰り 寅さん』が、土日2日間で動員13万6000人、興収1億6700万円をあげランクイン。累計では動員59万人、興収7億円という成績を残している。映画シリーズ1作目から50周年となる作品ということで、ネット上には「正月の恒例行事で家族で劇場に足を運んだことを思い出して涙した」というものや「『スター・ウォーズ』とハシゴして、子どもの頃を思い出した」というものなど、ノスタルジーを覚えたという声が散見していた。

『男はつらいよ お帰り 寅さん』は3位にランクイン!
『男はつらいよ お帰り 寅さん』は3位にランクイン! [c]2019松竹株式会社

そんな観客の年齢層が高めとなっている本作だが、一部劇場で行われている日本映画史上初の中学生以下100円という大盤振る舞いキャンペーンやドラマ「贋作 男はつらいよ」の放送開始など話題性が高く、寅さん世代ではない人たちの動員を増やせるのか今後の成績にも注目だ。

トップ10は全て既存の作品となり、新作のランクインはなかったが、今週末には『フォードvsフェラーリ』や『カイジ ファイナルゲーム』といった大作も公開。ランキングにどのような変動が出るのかチェックしたい。

文/トライワークス

以下は、1~10位までのランキング(1月4・5日)
1位 アナと雪の女王2
2位 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
3位 男はつらいよ お帰り 寅さん
4位 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング
5位 仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション
6位 映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか
7位 屍人荘の殺人
8位 午前0時、キスしに来てよ
9位 ジュマンジ/ネクスト・レベル
10位 ルパン三世 THE FIRST
※興行通信社調べ

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