【今週の☆☆☆】“悪カワ”ヒロインが大暴走する『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』や少年少女のひと夏の冒険『恐竜が教えてくれたこと』など週末観るならこの3本!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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コラム 2020/3/19 10:30

【今週の☆☆☆】“悪カワ”ヒロインが大暴走する『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』や少年少女のひと夏の冒険『恐竜が教えてくれたこと』など週末観るならこの3本!

Movie Walkerスタッフが、週末に観てほしい映像作品3本を(独断と偏見で)紹介する連載企画。今回は、3月20日(金)から今週末の公開作品をピックアップ。マーゴット・ロビー扮するヒロインが活躍するアクションや、文豪であり政治活動家でもあった三島由紀夫のドキュメンタリー、恋や家族との関係に揺れる思春期の少年少女の青春ドラマなど、バラエティあふれる作品ばかり!

ジョーカーと別れたハーレイが、“訳アリ”女子たちと覚醒!『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(3月20日公開)

主人公は『スーサイド・スクワッド』(16)で人気を博したハーレイ・クイン!失恋して髪を切ってもかわいい(『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』)
主人公は『スーサイド・スクワッド』(16)で人気を博したハーレイ・クイン!失恋して髪を切ってもかわいい(『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』)[c]2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c] DC Comics 

『ジョーカー』(19)に続いてDCコミックから飛びだした本作は、『スーサイド・スクワッド』(16)の“悪カワ”ヒロインとして名をはせたハーレイ・クインを単独の主人公に据えたアクション。恋人のジョーカーと破局して、裏社会での後ろ盾を失った彼女が、新たにワルな仲間と徒党を組んで奔走。極悪マフィアを敵に回して大立ち回りを演じるハーレイの暴れっぷりは痛快で、失恋女性の自立や成長のドラマにもグッとくる。なにより、全編にユーモアが弾けており、ヒロインのカラフル&セクシーな魅力と相まって、愉快極まりないエンタメ作品となった。『スーサイド・スクワッド』に続いてヒロインを務めたマーゴット・ロビーの突き抜けた怪演も気持ちよく、とにかく必見!(映画ライター・有馬楽)

数々の武勇伝を残す三島由紀夫の伝説の討論に迫る!『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』(3月20日公開)

東大駒場キャンパスの900番号室に集まった、1,000人を超える学生たちと繰り広げた討論会の真相が明らかに!(『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』)
東大駒場キャンパスの900番号室に集まった、1,000人を超える学生たちと繰り広げた討論会の真相が明らかに!(『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』)[c]SHINCHOSHA

1969年5月、東大駒場キャンパスで行われた、カリスマ作家・三島由紀夫VS反逆のエリート・東大全共闘の直接対決の模様を、識者や当時の関係者らの解説をはさみながら映しだすドキュメンタリー。“三島を壇上で論破し切腹させる”と学生らが息巻いていたという、緊迫した空気が膨らむような、異様な熱気。たった50年前、日本でも若者たちが本気で世界を変えようとしていた、その空気を体感できるだけでもめっけもの。でもそれ以上に三島文学ファンにとっては、動く三島本人――表情やしゃべり方に至るまでを目撃できることに大興奮!難解な討論内容はさておき、楽しそうに激論を交わす三島の様子から、若者へのリスペクトや未来を託す激励等々が感じ取れるからだろう。いつしかフッと感動で目頭が熱くなる。監督は東大出身、『森山中教習所』(16)の豊島圭介。(映画ライター・折田千鶴子)

哲学的な少年と大人びた少女の恋の行方は…『恐竜が教えてくれたこと』(3月20日公開)

ひと夏の間、2人が繰り広げる”秘密の冒険”とは…?(『恐竜が教えてくれたこと』)
ひと夏の間、2人が繰り広げる”秘密の冒険”とは…?(『恐竜が教えてくれたこと』)[c]2019 BIND & Willink B.V. / Ostlicht Filmproduktion GmbH

アンナ・ウォルツのベストセラー児童文学「ぼくとテスの秘密の七日間」を映画化した本作は、みずみずしくも胸弾む“ボーイ・ミーツ・ガール”ストーリーだ。夏休みに家族と共にオランダの美しい島にやって来たのに、人生の孤独や死について頭をひねる11歳の少年サム。12年間生き別れてきたパパとの対面を願っている地元の快活な少女テス。そんな偶然巡り会った二人がある“秘密の作戦”を通して友情を育み、ひと夏の愛おしい冒険を繰り広げていく姿を映しだす。海辺の草原の小道を二人が自転車で駆け抜けるシーンなど、まばゆい陽光きらめく映像世界はバカンスムービーの開放感がたっぷり。それにしても“恐竜”などどこにも出てこないのに、なぜ本作にはこんな邦題がつけられたのか?その微笑ましい答えはぜひ劇場で!(映画ライター・高橋諭治)

週末に映画を観たいけれど、どの作品を選べばいいかわからない…という人は、ぜひこのレビューを参考にお気に入りの1本を見つけてみて!

構成/トライワークス

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