コスプレから声優までこなす深キョンが両さん相手に2つの初挑戦|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
コスプレから声優までこなす深キョンが両さん相手に2つの初挑戦

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コスプレから声優までこなす深キョンが両さん相手に2つの初挑戦

1996年のホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリに輝き、華やかなデビューを飾るや、女優として着々とレベルアップしてきた深田恭子。独特のほんわかとした雰囲気を生かした役から、『ヤッターマン』(09)ではドロンボー一味のドロンジョで妖艶な魅力を見せたり、『豆富小僧』(11)ではキュートな妖怪役で初の声優を演じるなど、幅広い役をこなす彼女が最新作『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!』(8月6日公開)では2つの“初めて”に挑んでいる。

本作で深田が演じるのは、香取慎吾扮するお騒がせ警官・両津勘吉の小学生時代の幼なじみ・桃子で、彼女が両津の前に現れたことから物語が進んでいくという重要な役どころ。そこで先述した“初めて”だが、まず1つ目は母親役。今年で29歳となる彼女だが、主婦役はあるものの母親役は初めて。シングルマザーとして小学生の娘をたった一人で育ててきた強い母親像を見せるが、撮影の合間には娘役の子供とも積極的にコミュニケーションを図ったりして、ムードを和らげていたとか。

そして2つ目の“初めて”は時代劇。ここで言う時代劇というのはちょっとニュアンスが違うが、桃子は旅芸人一座の座長であり、劇中劇として女ねずみ小僧に扮する。舞台上では刀を振り回すシーンがあるが、殺陣の経験もなかったことから、本物の旅芸人一座の座長さんなど3人から特訓を受け、立派な女座長に変身した。

奇しくも、2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」では松山ケンイチ扮する主人公の妻・時子を演じることが決まっており、時代劇で妻として母親としてさらなる注目を浴びることになる。優しい母親として、一座を取り仕切る座長として、本作で奮闘する姿も是非楽しんでもらいたい。【トライワークス】

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