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11年目の開催も決定!「午前十時の映画祭 10-FINAL-」動員ランキングベスト5は?

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11年目の開催も決定!「午前十時の映画祭 10-FINAL-」動員ランキングベスト5は?

「一度、スクリーンで見たかった。もう一度、スクリーンで見たかった。」をキャッチコピーに、2010年のスタートから10年間にわたり、映画史上の名作・傑作の数々を上映してきた「午前十時の映画祭」。その10年目の節目として昨年4月5日に全国58劇場で開幕した「午前十時の映画祭 10-FINAL-」が3月26日、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3』(90)の上映をもって幕を下ろした(一部劇場では「午前十時の映画祭 10+」として上映継続中)。

今回の「午前十時の映画祭 10-FINAL-」では初上映となる作品11本と、これまで人気の高かった再上映作品16本の計27本が上映。51週間での動員数は61万3166人を記録し、第1回からの10年間での累計動員数は502万4537人と、ついに500万人の大台を突破した。

そんななかで、第1回から数えて6度目の上映となった『ローマの休日』(53)が、今季だけで3万670人を動員し過去最高を記録。次いで『ショーシャンクの空に』(94)が2万8805人、『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)が2万8757人、『サウンド・オブ・ミュージック』(65)が2万8647人と、再上映の人気作が上位を占めるなか、ファンからのリクエストで初上映された『レオン 完全版』(94)が2万7867人を動員した。

3月6日からのラスト3週は、本映画祭の上映作のなかでも特に人気がある「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作が全館一斉上映。多くの新作が上映延期となっていることもあり、各上映館では朝10時以外にも上映回数を増やし、3月20日からの3連休には全国39館で3部作一挙上映を実施。大勢のファンが会場に詰めかけ賑わいを見せた。

その3月20日の上映終了後には、今期をもって一旦終了することが発表されていた本映画祭が、来年もまた開催されることが明らかに。各劇場内は驚きと興奮に沸き、大きな拍手に包まれた劇場もあったとか。「午前十時の映画祭11」は来年2021年4月2日(金)に開幕。上映作品などの詳細は下半期に発表予定となっている。今度はどんな名作がスクリーンに蘇るのか、続報を楽しみに待ちたい!

文/久保田 和馬

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