『メランコリア』へ加瀬亮、中嶋朋子からコメント届く。「監督の怖いぐらいに正直で繊細な願いのよう」
ラース・フォン・トリアー監督、キルスティン・ダンストとシャルロット・ゲンズブールが姉妹役を演じる『メランコリア』(2月17日公開)。本作は終末論を暗示する詩的イメージ、常識や良識に対する挑戦的な態度といった、トリアー監督ならではの特異な世界が二部構成で展開するSFスリラーだ。
本作を鑑賞した俳優陣からは「僕らは、いったい何を忘れているのだろうか。この映画は、ラース・フォン・トリアー監督の、怖いくらいに正直で、繊細な、願いのようだった」(加瀬亮)、 「たくさんの疑問と、たくさんの答えが、私の手のひらに載せられる。そして私たちは この世界と真っ直ぐに向かい合えているだろうか?と考えた。それはとても美しい瞬間に思えた」(中嶋朋子)と、作品の印象を語るコメントが寄せられている。
本作は第24回ヨーロッパ映画賞の最優秀作品賞、フルヌードで挑んだキルスティン・ダンストが第64回カンヌ国際映画祭の主演女優賞を受賞するも、ラース・フォン・トリアー監督自身は問題発言で映画祭を追放されて二重の意味で大きな話題となった。本作にはキルスティン・ダンスト、シャルロット・ゲンズブールのほか、「24 TWENTY FOUR」のキーファー・サザーランド、シャーロット・ランプリング、ジョン・ハートら世界各国の名立たる俳優陣が出演している。【Movie Walker】
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