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ビクトリア・ベッカムが自動車デザイン界に進出!

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ビクトリア・ベッカムが自動車デザイン界に進出!

今や英国を代表するファッションデザイナーの一人になったビクトリア・ベッカムが、今度は自動車のデザインを手がけた。ビクトリアがデザインしたのはランドローバーのレンジローバー・イヴォーク特別限定車で、価格は8万ポンド(約1050万円)。超モダンな外観とラグジュアリーな内装を併せ持ち、これまでのレンジローバー・イヴォークでは高級感や華やかさに欠けると感じていた裕福な女性たち、中国のスーパーリッチと呼ばれる富裕層や中流階層などがターゲットだそう。200台限定で生産され、まず中国で10月に発売されるという。

北京で開催された国際モーターショーで行われた発表イベントに駆けつけたビクトリアは、「自分が運転したいと思う車で、夫のデビッドも運転したがるような車をデザインしました。だから、女性が運転する車のようでいて、男っぽい雰囲気もあります」と語った、と英ITNニュースが伝えている。また、デザインのインスピレーションに関しては、「色々なものをリサーチしました。最近の車やクラシックカーをリサーチするだけでなく、船や飛行機、映画スター、様々な場所などをヒントにしました。インスピレーションを一つに絞るのは難しいですが、自分が好きなもの、自分らしいと思えるものを作りました」と語っている。

ランドローバーのデザイン部門責任者は、ビクトリアの起用に関し、「ランドローバーもビクトリア・ベッカムも、英国が世界に誇るラグジュアリーブランドを象徴しています。その2つの『英国らしさ』のコラボレーションは、ランドローバーが中国やロシア、ブラジルなどの市場でシェアを伸ばしていることを考えれば、大変にエキサイティングな組み合わせです」と英紙デイリー・メイルに語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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